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願い

 年齢や性別は関係なく、ままごとは子ども達が大好きな遊びです。砂を入れたり、水を足したり、雑草を混ぜたり、子ども達の発想で様々に遊びが広がっていきます。それなのに、土曜日に砂場にたくさん砂を入れた後、願いを込めて砂場にあるままごと玩具を3分の1くらいに減らしました。


 最近、ままごと玩具を投げたり、時には蹴ったりする子がいます。なぜ?蹴ったり、投げたりすると、自分が強くなったような気がするのかもしれません。YouTubeを長い時間見ている子もいるので、その影響もあるのかなと思ったりもします。これは勝手な想像かもしれませんが、子どもは刺激が強いものを求めてしまうので、YouTubeの影響は無視できないと思います。


 YouTubeのせいではないにしろ、子ども達がモノを大事にしないのは事実です。モノが豊かにありすぎるからでしょうか?モノを大事にできないと、人も大事にできないような気がして心配になります。これもデータがあるわけではありませんが・・・。


 モノを大事にしてくれないので、モノの数を減らしてみようと思いました。いくらでも代わりがある状況がよくないのかも?環境を変えたら、「ままごとを投げないで!蹴ったりしないで!」と言わなくてもよくなるかもしれません。そう願いながらままごとを減らしてみました。

 

 今日は砂山を作ったり、砂の中に埋もれて遊んでいたので、ままごと玩具が少ないのはあまり気にならないようでした。りんご組(3・4・5歳児)の子ども達には、担任の先生からままごと玩具が少なくなった理由を話してもらったので、仕方ないと思ったのかもしれません。


 大人ももっとモノを大切にしている姿を子ども達に見せたいですね。子ども達の姿は私たち大人の姿を映していることを肝に銘じたいと思います。

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