食育
- 智子 大瀧
- Jun 28, 2022
- 2 min read
暑さのせいでしょうか、最近食事を残す子や残食が増えています、りんごの花保育園では、楽しい食事を目標にしているので、無理矢理食べさせることはありませんが、少々悩んでいます。楽しく残さず食べてほしいと願っています。
どうすれば食べてくれるのでしょう?野菜を育ててみんなで食べたり、食育担当の先生達が、栄養素を分ける三食ボードや本物の野菜を置いたりしてくれていますが、子ども達の食べる意欲は目に見えて変化していません。
なぜ偏食になるのでしょう?先日の授業で学生に食べれないものを訊くと、ナス、ピーマン、トマト、椎茸など子ども達と同じような答えが返って来ました。大人になっても偏食を克服していないのですね。嫌いな理由を尋ねると、「においがムリ」「口に入れた感じがイヤ」と言う学生が多く、偏食には、においや食感など感覚の問題がからんでいそうです。
私の目には鮮やかに映るキュウリの緑色も、トマトの赤色も、苦手な子ども達には、好ましい色に見えないのかもしれません。そう考えると、偏食を乗り越えるのには時間がかかりそうです。
給食の先生達は、室温が44℃にもなる暑さの中で、子ども達のために一生懸命食事を作ってくれています。食べ物を残す罪悪感や、作ってくれる人への感謝の気持ちを持って、食べなくちゃと思ってほしいと思います。
今度、主任のA先生が、給食室で給食を作っている先生達の姿をビデオに撮って子ども達に見せたいと話していました。子ども達が実際に見てその大変さを感じてくれればと思います。
楽しい食事を目指して、また次の仕掛けを考えたいと思っています。
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