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偏食の克服

 今日の給食は納豆汁でした。実は、初めての納豆汁です。福岡市の共通献立を利用しているので、これまでも納豆汁があったのですが、かつての経験から、納豆は汁に入れるよりも、そのままごはんに乗せた方が子ども達が食べてくれると思っていたので、納豆のまま出してもらっていました。

 「一度、納豆汁を試してみよう」と、栄養士のN先生と話し合って、今日は納豆汁にしてもらったのですが、赤ちゃんから5歳児までよく食べていました。納豆が嫌いな子は、やっぱり食べなかったようですが、納豆汁には野菜もたくさん入っていて栄養満点だったので、思い込みはいけないと改めて思いました。

 多くの子どもは偏食する時期がありますが、それを克服するには、おいしそうに食べている人を見ることだと思います。嫌いだからと排除するのではなく、いつか食べてくれると信じて、食卓に載せ続けることが大事ですね。

 2歳児の子ども達が、おもしろい食べ方をしていました。千種焼の付け合わせとして、サラダ菜がお皿に盛られていたのですが、最初は、「食べない」と言っていたのに、誰かがサラダ菜にごはんを巻いて「おいしい」と言って食べると、みんな真似して食べ始めたそうです。山盛りのサラダ菜を食べた子もいたようで、ちょっとしたきっかけがあると食べれるようになるんだなと思いました。

 1歳後半から2歳にかけて、偏食が激しくなりますが、無理やりではなく、食べようという気持ちになるような工夫をしたり、一緒に食べる友達の存在があれば、乗り越えられます。焦らずに待ちたいですね。

 それにしても、福岡市の共通献立・・・納豆汁に千種焼、サラダ菜、そして白ごはんには感心させられました。ご家庭ではなかなか出てこないメニューではないでしょうか。保育園にいると、ちょっと得した気分になります。

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