前へ

　卒園児の子ども達にとって最後の登園日となりました(明日の土曜保育を利用する子もいますが)。いよいよという感じが迫って来て寂しさが募ります。

　いろいろ思い出すと、また泣いてしまいそうなので、今日は予定通り、室見川にお花見に行きました。昨年の今日は、あんなに桜が満開だったのに、ほとんど桜は咲いていませんでした。気候によってこんなに変わるのですね。

　でも、子ども達にはあまり桜の開花は関係ないようで、みんなでブルーシートに座ってお菓子とジュースを食べたら、ご機嫌に遊び出しました。

　今日で最後になるH先生に感謝の花束を渡しました。開園からずっと一緒に働いてくれたH先生が退職するのはとても寂しく、残念ですが、お子さんを連れて遊びに来てくれると思います。

　室見川の土手に一人で座っているYくんに「どうしたの？」と話しかけると、「南はあっち？」「そうだね」「ボクのうち、あっちだよ。時々お父さんとここまで歩いて来たんだよ」と思い出を辿るような表情で話してくれました。

　Hくんは「魚グループで、魚つりしたよね。なんにも釣れなかったけど、楽しかった」と2年前のキラキラデーの活動を思い出したようです。みんなそれぞれたくさんの思い出を胸に卒園していくんですね。

　午後から園長会で、最後のご挨拶ができなくて申し訳なかったのですが、4月の入学式の後にみんなランドセル姿を見せに来てくれるそうです。10日後ですが、小学校の門をくぐった子どもたちは違う表情を見せてくれるでしょう。今までありがとう。ずっとずっと応援しています。