確かな成長
夕方、「園長先生、ママが泣きそうって言ってた」と事務室に入って来たのは5歳児のAくんです。「え?なんで?」と尋ねようとしたら、すぐにAくんのお母さんが来られて「プログラムに自分の名前が書けるようになったのを見て嬉しくて・・・。前は(簡単な)字はいいけど、難しい字になると嫌だと言っていたのに、成長しているんですね~」とおっしゃっていました。
本当に子ども達は確実に成長していきますね。運動会のプログラムにはその成長がしっかり見えます。
今年の3歳児のプログラムは塗り絵でした。筆圧もしっかりして、隙間がないよう塗っていました。4歳児はスズランテープで小さなポンポンを作って、「〇〇をがんばる」と書いている子もいました(立体的なプログラムは初めてで斬新でした)。5歳児は、キラキラシールや宝石を貼って、それぞれの個性が光っていました。
私がクラス担任をしていた頃は、仕掛けがあるプログラムや、色画用紙で小さなパーツをつかって凝ったプログラムを作っていました。相当な時間をかけて作ったのですが、保育者が作ったプログラムを大事に取っておいてくれる人はそんなにいなかったと思います。
子どもたちが作ったものであれば、きっとずっとその成長の証として取っておいて、たまには懐かしく思い出して見てくれるのではないかと思います。
それにしても子どもの成長は早いですね。初めて絵らしきものを描いた日から、時間をおかずに形あるものが描けるようになっていきます。初めてひらがなを読めるようになった日から、1~2年で字が書けるようになっていきます。
そんな成長を感じる瞬間を「泣きそう・・・」と表現してくださったお母さんの気持ちが伝わって来て私もじ~んとなりました。
卒園まであと少しになりましたが、こんな瞬間を共に分かち合えることに感謝です。ありがとうございます。



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