子育ての変化
30年前の子育てや親子関係の大きな変化についての報道を目にしました。調査結果から、30年前は子どもに手を上げる割合は50%以上だったのに、最近の調査では3分の1程度になっているそうです。 私が保育園に勤めた当時(40年前)は、「言うこと聞かなかったら、ゲンコツしてください」と保護者の方に普通に言われてました。今、そんなことをしたら大問題です。 子どもの人権尊重の気運の高まりや児童虐待の周知、子どもは褒めて育てることが大事という価値観の広がりが子育ての変化に結びついているのでしょう。 親子関係も希薄になると言われていましたが、親子で推し活をするなど、30年前よりも親子関係が強くなっているそうです。恋人といるより親子で過ごした方が気楽という価値観も広がっているそうです。 強い言葉や態度で子どもに関わると、成長した時に逆転現象が起きたり、親子関係に距離が生じたりすることもあります。子どもは自分がどのように育てられたかにはとても敏感です。手間暇がかかっても、子どもの理解や発達に合わせて根気強く話したり、一緒に考える姿勢をもつことが大事なのでしょう
May 31
セラピー効果
保育園の玄関にある金魚鉢の中で金魚が泳いでいます。開園当初からいるので、もう8年以上になります。金魚の寿命は何年なのでしょう? 毎日、金魚に「おはよう」「さよなら」の挨拶をして登降園する子もいます。エサをあげたいと言う子もいます。一年中、毎日そこにいるだけで元気を与えてくれます。 申し訳ないことに、私はほとんど世話をしないので、いつも気にかけて水換えをしたり、エサを準備したり、水草を足したり引いたりしてくれる先生がいるのがありがたいです。 少し前、疲れた様子のQちゃんのお母さんが、金魚を見て顔をほころばせていらっしゃるところをりんご組のK先生が見かけたそうです。金魚にそんな力があることを知ったK先生は、キラキラデーのグループで、淡水魚「ベラ」を育てることにしたそうです。 K先生のグループは、水をテーマにしているので、子ども達と「ベラ」を育てて、命の大切さや生き物を飼うことの楽しさを感じてほしいと思ったようです。 様々な動物セラピーがあり、その効果は証明されているようです。「ベラ」を育てながら、子ども達が水の力にも気づいてくれるといいなと
May 30
選定委員会
今日は児童発達支援事業所公募の選定委員会の日でした。多分・・・40以上の法人が応募していて、選定されるのは4か所だけです。10倍以上の確率に挑むので、ちょっとひるんでしまいます。でも、児童発達支援管理責任者のO先生と力を合わせて資料もバッチリ作ったので、「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちです。 2つ目の児童発達支援事業所を開所しようと思ったのは、この事業へのニーズが高いことを実感しているからです。発達障がい(この名前ですみません)への関心や知識が広まってから日が浅く、まだまだ対応できる人や場所が足りていません。困っているお子さんや保護者の方の力になりたいと思います。 1つ目の児童発達支援事業所を開所して1年半になりますが、その間、児童発達支援管理責任者の資格を取った先生が1名いて、今年の秋にはあと2名が取得予定なので、児童発達支援管理責任者が4人在籍することになります。 今回の公募では児童発達支援管理責任者がいなくて応募を諦めた法人があると聞いているので、4人もいるのは本当にありがたいことです。他にも言語聴覚士、理学療法士、心理士も在
May 29
子どもに掛けるお金
企業主導型保育園で働く方から聞いたお話にちょっとショックを受けました。3,000円を超えるものを購入する時は、申請書を提出して会社の決済をもらってからしか購入することができないそうです。なかなか決済が下りないこともあって、購入するのを諦めることもあるそうです。 企業はそんなものなのでしょうか?企業に勤めたことがほとんどないのでよくわかりません。保育はナマモノだと思っているので、子どもたちが興味を持ったことを見つけたら、なるべく早く環境や活動に取り入れた方が遊びが発展します。 イタリアのレッジョ・エミリアの保育園を視察に行った先生から聞いた話ですが、街全体が保育園のためにいろんなものを寄付してくれるので、ものすごい種類と数の材料が園内に置いてあるそうです。子ども達は倉庫の中に材料を取りに行って好きなものを作っているので、芸術的なセンスが磨かれて然るべきという話でした。 随分前の話にはなりますが、講師の先生がある認可外保育園の保育用品にかける費用が1か月で1万円だと知って、いくらいい保育をしようと思ってもそれでは難しいと言われていた話も思い出し
May 28
記憶
最近、ちょっとモヤモヤ考えていたところに、4歳の孫がいいことを教えてくれました。日曜日に少し離れた自然がいっぱいのあそび場に行ったときのことです。そこにトンボがいて、それをジ~っと見ていた孫が「このトンボの名前、なんていうの?」と一緒に行ったおじさんに聞いたそうです。「保育園で図鑑で調べたら?」と言ってその日は終わったそうですが、何日か経った時に「あのトンボの名前は『やまとんぼ』って言うんだよ」とおじさんに教えてくれたそうです。 孫はトンボのことをしっかり覚えていて、保育園の図鑑で調べて名前を発見したようです。自分で時間と手間を使って調べるのは本当に大事なことだと思いました。最近はすぐにグーグルで名前がわかるので、私もつい「ググってみよう」と思うのですが、一瞬で得た知識は一瞬で忘れてしまいます。 心理学における記憶の過程は、主に記銘(符号化)・保持(貯蔵)・想起(検索)の3段階で構成されていると想定されています。情報を脳に取り込み、保存し、必要に応じて引き出す一連のプロセスのいずれかに問題が生じると、情報が定着しなかったり、思い出せなかったり
May 27
