少子化に歯止め
東京都の出生率が向上したというニュースを見ました。少子化に歯止めをかけるのは、絶対無理だと思っていたので、驚きました。マイナスの思い込みはダメですね。 今年の上半期出生数は4万1,745人で、前年同期と比べて+4.7%、1,864人増えた、3月から6月は4ヶ月連続で大幅に増えたという嬉しいニュースでした。 何が出生率を押し上げたのでしょう?東京都の施策として、①0歳から18歳までの子供に1人あたり月額5,000円を支給②第1子を含めた0〜2歳児の保育料無償化③マッチングアプリ・婚活支援の拡充などが要因ではないかと推測されているようです。 もう少し状況を見ないとわからないと思いますが、これまで下降し続けていた出生率が上がるなんて、ビッグニュースです。 第一子を含む0〜2歳児の保育料無償化は大きいですね。乳幼児期はご家庭にとって経済的に厳しい時期なので、保育料が無償になれば、もう一人子どもが欲しいと思えそうです。 福岡市もそうなるといいですね。それに加えて、保育園の給食費も無償化になればもっといいです。月額5,500円(自園の給食費です)の
12m
視野を広げる
今日と明日は区の園長会の他都市研修に参加しています、防災研修、人権研修の研修もありますが、他の園長先生方と情報共有できてとても勉強になります。 コロナ禍以降、全国保育大会の開催も減り、全然参加していないので、著名な先生方のお話を聞く機会もほとんどありません。井の中の蛙状態です。 昨年、一昨年と事業所が開所して忙しかったので、今回の他都市研修は久しぶりの参加です。 事業所を開所したいと思ったきっかけはこの他都市研修でした。3年前、大阪に行った時、児童発達支援事業所と保育園を経営されている方のお話に触発されて、福岡市の公募に手を挙げました。園内に留まっていては視野が広かません。 これから5年間で保育園を取り巻く状況は大きく変わると思います。その前に準備をして、どう動けばいいかのヒントをもらうためにこの研修を活かしたいと思っています。
1d
温かい交流
毎月第一水曜日の午前中は、5歳児が歩いて30分ほどのところにあるデイサービスさんへ、午後は4歳児が近隣のグループホームさんを訪問しています。回数を重ねるごとに、子ども達の訪問を楽しみに待ってくださっていたり、子ども達はおじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらうためにどんなことをしようかと考えているようです。 5歳児は、あやとりをすることにしたそうです。毛糸を輪っかにして結ぶところからおじいちゃんとおばあちゃんと一緒にしたので、手伝ってもらって会話が弾んだようです。 おばあちゃん達は、昔を思い出しながら「ほうき」を子ども達に教えてくれました。おばあちゃん達がとてもいい笑顔で教えてくれたことを担任の先生から聞きました。身体を使って覚えたことは時間が経っても覚えているので、あやとりはとてもいい遊びだったと思います。 子ども達も「ほうき」ができるようになってとても嬉しかったようで、園に帰って来て見せてくれました。毎月あやとりを覚えていったら、今年度の終わりにはおじいちゃん、おばあちゃんとふたりあやとりができるようになるかもしれませんね。...
2d
主体性
先日の保育所保育指針の研修で「自主的」「自発的」「主体的」の言葉の意味を考えました。 「自主的」は、他の人が決めたことを自分から進んで行うこと、「自発的」は他の人が決めたことを自分の意欲や動機づけによって行うこと。「自主的」も「自発的」も他の人が決めたことを行うのは共通しています。 りんごの花保育園の理念に挙げている「主体性の尊重」は、子どもが自分で決めて自分で考えて行うことを尊重するという思いを込めています。 言葉の意味を正しく理解するのは難しいですね。それぞれ捉え方が違うと行動が変わるので、開園当時、先生達と「主体性」について話し合ったことを思い出します。 「主体性」を尊重すると、子どもが自分勝手に行動するのではないかと思われる方も多いと思います。でも、自分の「主体性」を尊重してほしいのであれば、他の人の主体性を尊重しなくては園生活は成立しません。 子ども達は、自分勝手に行動していいわけではないと気づき、自分で考えて行動を変えたり、どうすれば楽しく過ごせるのかを考えられるようになっていきます。 自己実現を目指しながらも、他の人の思
3d
一人ひとりの子どもたちにとって
お昼時、「園長先生、Qちゃんが自分から進んで椅子に座って給食を食べてるんです。保育園のスプーンを持って。私たち、それを見たら鳥肌が立つほど嬉しくて・・・。見に来てください」と言われて、慌ててはな組(1・2歳児)の保育室に行きました。 当たり前のように机に座ってスプーンを持って給食を食べているQちゃん。思わずY先生と一緒に「すごい!」と手を叩いて喜び合いました。入園して7か月、自分で食べることがなく、Y先生始めはな組の先生がいろいろ工夫してやっと少し食べてくれるようになったところでした。 この間、偏食指導はしなくて大丈夫・・・と言われる発達支援の先生のお話を聞きながらもいろいろ考えました。でもやっぱり、「ここは安全な場所」とわかると、自分から食べてくれるようになるんですね。無理やり食べさせなくてよかったと思いました。 保育園は集団生活の場なので、どうしても子どもを保育園のシステムに合わせなくてはいけないことがあります。特に食事や午睡などはそれを求めてしまいます。おうちで過ごしている子どもたちのように、好きな時間に食べたり、眠たくなったら眠るこ
4d
心理的安全性
世界で最も有名な企業の一つであるGoogleは、社内調査で生産性の高いチームに共通する最も重要な要素として心理的安全性を挙げています。 心理的安全性とは、ミスをしても責められない、安心して自分が思っていることや意見などを提案できると感じられることです。 日本人が得意な「忖度をする」とか「空気を読む」とは対極にあるものかもしれません。 心理的安全性を感じられると、集団にいる誰もがもう少し楽に生きられるでしょう。こんなこと言ったらダメ出しをされるかもしれないと周りの評価を気にして新しいことになかなか取り組めないことはありませんか? 大人だけでなく、子ども達にも心理的安全性が必要です。間違っても否定されない、失敗しても大丈夫と思えるような雰囲気があるでしょうか?◯◯すべきやルールに縛りつけて窮屈な思いをさせていないでしょうか? 常識や慣例で行って来たことにとらわれず、もっと自由で温かく、誰かの意見や発言を「それ、いいね!」と肯定的に受け止めることができれば、もっとみんなが楽しく過ごせるでしょう。 子どもも、私達も一日の大半を過ごしている保育
5d
遊びの深まり
昨日のブログに来年保育所保育指針が改定になることを書きましたが、改定のポイントとなるワードは「遊びの深まり」です。 乳幼児期は、環境に働きかけ、自発的に遊ぶことで様々な知識や能力を獲得していきます。遊びが学びであることは周知の事実ですが、この遊びをもっと深いものにして、3つの視点(身体的発達・社会的発達・精神的発達)と5つの領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)のねらいが達成されていくことが求められています。 りんごの花保育園でも、自発的な遊びを大事に、環境を整えていますが、遊びの深まりは課題だと感じています。「好きな遊び」をしているのですが、その遊びがもっとおもしろいものになるよう、子ども達が考えたり、工夫しようとするにはどのような環境を整えて、保育者がどんな働きかけをすればいいのでしょう? 先日、5歳児にどんなハロウィンをしたい?と尋ねた時に、前の年と同じことをしたいという意見が出ました。その経験が楽しかったので、また同じことをしたいと思ったのでしょうが、少々残念でした。子ども達は経験も少なく、世界は狭いので、もっとおもしろくするアイ
6d
保育所保育指針改定
今日は、『保育カリキュラムの作成について』の研修を受けました。研修委員として参加したので、1部・2部と2回同じ内容を聞きました。さすがに2回同じ内容を聞くと理解が深まります。役得です。 保育園の保育は、保育所保育指針に沿って行うことが基本で、この指針は10年ごとに改定されます。現在の保育所保育指針は、平成29年に告示されたので、来年が改定の年になります。 前回の指針改定の時、保育園の保育が幼稚園と同等の教育を実施する機関と明示されて、とても誇らしかったことを思い出します。 幼稚園教育要領等や保育所保育指針が10年ごとに変わるのは社会が変わり、子どもの姿が変わるからです。10年一昔とはよく言ったもので、その変化はとても大きいですね。 この10年間に起きた大きな出来事は、コロナウイルスの世界的大流行です。新指針は災害対策、感染対策についての記述が多くなることが予想されます。 コロナウイルスの大流行で世界は大きな影響を受け、その影響は今も続いています。コロナ禍で人との関わりが希薄になったことで、自分と行動・態度、考え方、生育環境などが同質な集
7d
なんだか楽しいハロウィン
今日は少し早いハロウィンをしました。運動会の後、グッズを作りたい子ども達は、ハロウィンにちなんだものを作って、今日の日を楽しみにしていました。 昨年は、5歳児が事務室にいる私のメガネを取るイタズラを考えて実行したのですが、「どんなハロウィンにする?」と尋ねると、また同じことをしたいと言う答え。 去年と同じはね〜と担任の先生が言うと、「小さいクラスに行って、小さい子ども達からお菓子をもらいたい」と意見が一致したそうです。 朝と夕方、いつも小さな子ども達と遊んでいるので、小さな子ども達のことが大好きな5歳児らしい意見です。 それぞれ工夫したコスチュームをつけて未満児クラスに行くと、未満児の子ども達は何が始まるのかドキドキ。以上児クラスの子ども達は、あまり脅かしてもいけないだろうとドギマギ。少し固い空気の中で、ハロウィンの決め台詞を言って、小さな子ども達からお菓子をもらって満足そうに帰って行きました。 今日のハロウィンは華やかでも特別な感じもなかったのですが、子ども達同士の温かい交流があって、なんだか楽しいハロウィンでした。...
Oct 29
