ショートステイ
子育て中、周りに誰も助けてくれる人がいないと、どうしようもない時がありますよね。ひとり親家庭の方、パートナーが子育てを手伝ってくれない(諸事情があるでしょうが)方、転勤族で頼れる人が誰もいない方などは困っていらっしゃると思います。 そんな時、公共のサービスを利用することを考えていいのではないかと思います。冠婚葬祭や美容室に行きたいなど子ども連れで出かけるのが難しい時だけでなく、リフレッシュするために利用してもいいのではないでしょうか? 保育園の一時保育や、誰でも通園制度はかなり利用しやすくなっています。誰でも通園制度は、来年4月から本格実施されるので、利用料はかかりますが、福岡市は月に40時間まで利用可能です。家庭では経験できない社会性を育み、同年代の友達との交流はお子さんの成長にプラスになります。登録が必要なので、ホームページなどで検索してみてください。 心身疲れ果ててしまった時は、ショートステイを利用するのもいいと思います。7日間まで預けることができるので、子育てにつきものの睡眠不足から解放されてぐっすり眠れます。心が元気になると、お子
Nov 30
孫育て
先日、人間の寿命が長いのは、子どもの子育てをサポートするためという説があることを書きましたが、それだけ人間の子どもを育てるのは大変ということですね。子育てなんて大したことではないと思っている方はいらっしゃいますか?そう思われるのは子育てをしたことがない方だと思います。 今日、中国の方が1歳3か月のかわいい男の子を連れて園見学に来られました。今すぐにでも預けたいということでしたが、空き枠がないので希望には添えませんでした。昨日来られたエジプトの方も3人目、3か月の男の子を今すぐに預けたいと言われました。 中国の方は、子育てが大変なので先日まで帰国されていたそうです。「今すぐにでも預けたい!」というその気持ちはよくわかります。「この子がいると何もできない!」それもよくわかります。小さい子どもは大好きな人のそばを離れたくないうえに、自分の要求を言葉で言うことができないので、お手上げ状態になることがよくあります。 この世に生を受けて間がない子どもは、この世界に慣れるまでに時間がかかります。その間にも身体も心も脳も成長するので、子ども自身がその変化に
Nov 29
保育所等訪問支援
昨日、隣の市の児童発達支援事業所を訪問したことを書きましたが、行政区によって制度が違うことに改めて驚きました。隣の市は、児童発達支援を受けられる日数が月に20日で、保育所等訪問支援は4日利用可能だそうです。 福岡市は、その半分の日数しか利用できません。市の方針や財政状況で変わるのでしょうが、それにしてもその差は大きくてびっくりです。 20日間利用することができれば、毎日保育園、幼稚園に行きながら、同時に療育を受けることができます。継続して通うことができると効果も大きいですね。福岡市在住の保護者の方は羨ましく思われることでしょう。 福岡市は児童発達支援事業所が少ないので、利用日数を増やせないのかもしれません。身近な場所で毎日支援が受けられるよう、もっと事業所が増えて、日数も増えるといいですね。 視察させていただいた事業所を訪問した時、8人の方が保育所等訪問支援に出られていました。幼稚園、保育園、小学校の受け入れがよく、様々なところで頼りにされているそうです。福岡市はまだまだ保育所等訪問支援事業の制度が認知されず、訪問を断られることもあります
Nov 28
目標
今日は児童発達支援事業所を開所したいと思い立った時に勉強させていただいた隣の市の児童発達支援事業所を再訪問させていただきました。 最初に見学させていただいた児童発達支援事業所なので、その施設が私の理想になっています。2階建てのとてもすてきな施設で、1階には大きなトランポリン、天井から吊ることができる遊具、粗大運動ができる広いスペースと共に個別のコーナーもあります。2階は、ショートステイのための施設になっています。駐車場も広々で羨ましい限りです。 都市部から離れた場所にあるので、充分な広さが確保できたとおっしゃっていました。りんごの花は、駅前という最高の立地ですが、テナント料、駐車場が高く、経営を圧迫しています。アクセスはとてもいいのですが、限られた広さの支援室で工夫しながら療育を行っている状況です。 理想とは遠く、これでいいのかと悩むこともあります。もうすぐ第三者評価も受審するので、5年後、10年後を考えなくてはとも思っています。日々忙しくて、今日のことを考えるのが精一杯でしたが、先を見通して計画を立てるためにも、お話を伺いたいと思いました
Nov 27
子育ての味方
愛着関係が成立することで、子どもの情緒が安定することは周知の事実となりましたが、少し前の子育ては自立が一番大事なことで、子どもを甘やかさず、厳しくしつけることが重要だとされてきました。 乳幼児期の養育者との愛着関係の形がその後の人格形成や対人関係に大きな影響を与えると思うと、大人がどうかかわるかはとても大事ですが、親自身が厳しいしつけを受けて来たのに、子どもに愛情深く関わるというのは難しいことかもしれません。 その愛情も、自分がかわいいと思う時だけかわいがり、イライラしている時はかわいがらないなど、親の気分によって変わると、子どもはいつも親の顔色を見てベタベタ甘えたり、不安になったりすることも知られています。 子育ては難しいですね。何が良いことかがわかっていても、思う通りにはいきません。大人だって自分の気持ちをコントロールするのが難しい時もあります。いつ終わるともわからない子どもとの日々が続き、子どもがかわいく思えない時があっても普通ではないでしょうか? 人間の寿命が長いのは、子育てをサポートするためと言われることがあります。親だけで子ど
Nov 26
