スイカ

　昨年、『ベランダでメロン』というネーミングがついた苗を2階の屋外園庭に植えたところ、本当にメロンができて、みんなで食べることができました。プランターでメロンが収穫できるなんて、これも科学技術の進展の賜物ですね。

　今年は、『ベランダでスイカ』という苗を植えて、M先生が朝早く、何度も受粉を試みていました。プランター1個にツルがどんどん伸び、花もたくさん咲いたのですが、屋外園庭は日当たりが良すぎで、強い太陽の光を浴びて、何度も干からびそうになりました。もうダメかなと思ったのですが、どうにか育っています。

　スイカの苗は、近くのホームセンターにりんご3組（5歳児）の子ども達が買いに行きました。中でも、Ｙくんはスイカへの思い入れが強く、水をあげたり、「まだできないね」といつも気にかけていたそうです。

　その思いが伝わったのか、諦めていたスイカが少しずつ大きくなっています。昨日見ると、2個育っていたスイカのうち、1個は割れていましたが、1個はスクスク育っています。スーパーでは、なんの苦労もないように育ったように見えるスイカも、たくさんの人の手がかかっているのですね。育ててみると、その大変さがよくわかります。

　今週は、お盆でYくんも他の5歳児もお休みしている子が多いのですが、来週登園した時にスイカの成長におどろくでしょう。みんなで食べられる日が楽しみです。