お昼寝問題
- 智子 大瀧
- May 30, 2024
- 2 min read
保育園のお昼寝問題について、ずっと悩んでいますが、先日見た動画研修では、「選択制にしたらいい」という話がありました。個人差や生活差が大きい子ども達をみんな同じように寝せようとすることに無理があるのかもしれません。
ずっとそうは思っていたのですが、一人一人のお子さんのお昼寝の様子を見たり、保護者の方のお話を聞くと、なかなか解決策は見つかりませんでした。3歳児は子ども達と保護者の方の選択制にするのがいいかもしれません。お子さんと保護者の方の意見が一致すればいいのですが・・・。
朝7時過ぎに登園し、夕方は19時くらいに降園する子ども達は、かなり疲れています。大人だって、勤務時間が8時間程度なのに、子どもたちは12時間も集団生活をしています。好きなことをして遊んでいるからいいんじゃない?って思われるかもしれませんが、毎日12時間も集団生活をしていれば、我慢をしなくてはいけないことや、思い通りにいかないこと、友達とのケンカなどが積み重なり、心も身体も疲れます。
昨日、朝早く登園して来た4歳児のKちゃんは、「S先生が『ご飯を食べたらお昼寝して』って言ったら、Kちゃんは寝るね」と言っていたのですが、本当にお昼寝をしました。前日、お迎えの直後に寝て、そのまま朝まで起きれなかったそうです。おかあさんが、「時々お昼寝をお願いします」と言われたので、「もちろんです」とお答えしました。
5歳児のTちゃんも、「ご飯も食べれないくらい機嫌が悪くなるので、お昼寝をさせてください」と言われているので、お昼寝をしています。降園後の子ども達の様子はわからないので、おうちの方としっかり話し合って、年齢にかかわらず、お昼寝が必要なお子さんにはお昼寝をさせてあげたいと思います。
反対に、全然寝なくても大丈夫、寝るのはイヤという3歳児もいます。体を休めるために、「寝なくてもいいから30分から1時間くらい横になってね」と言っていましたが、横になったら体力が回復するという科学的データはないそうです(これも研修動画で聞いたお話です)。大事なのは、子どもたちの健康と、9時までに寝るという生活リズムを身につけることだと思います。また、午睡の選択制について先生たちと話し合いたいと思います。
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