- Apr 30
愛すべき園舎
先週、コロナウイルス陽性と診断されたお子さんが出たので、今日までりんご組(3・4・5歳児)の子どもたちには登園自粛をお願いしました。登園した子は未満児の4人だけ・・・園内はとっても静かで寂しかったです。 4月に、筑豊地区の公立保育園を民間委託された園の園長先生や保育士の方たちが、りんごの花保育園の園舎を見学に来られました。総勢10名で来られたので、静かな園舎が一気ににぎやかになりました。りんごの花保育園の園舎を設計してくれた設計士の方も来られて、久しぶり(5年ぶり!)に見られて、「きれいに使っていらっしゃいますね。」と褒めてくださいました。 先生たちが毎日きれいに掃除をしてくれるので、園舎が建って5年目になりますが、傷んでいるところもなく、これまで大きな修理をしたこともありません。実は、りんごの花保育園の園舎は、建つ前にいろいろなトラブル(書類上、建築資材調達など)があって、着工が遅くなり、本格的な工事が始まったのは11月中旬くらいからで、4月1日開園直前に出来上がりました。建設開始から竣工まで5か月もかかっていないことになります。当時はもう祈る
- Apr 29
コロナに負けない
昨日、コロナウイルスで陽性になったお子さんが出ました。陽性になったお子さんとそのご家族の方がどんなに心配されているかと思うと心が痛みます。お子さんの体調が心配なうえに、他のお子さんにうつしてしまったら・・・と考えられているかもしれません。 でも、コロナウイルスに感染するのは、誰にでも起こることで責められることではありません。それはみんなわかっているものの、当事者になるとなぜ責任を感じてしまうのでしょう?前回も今回も連絡してこられた保護者の方がとても申し訳なさそうにお話しされるので、心苦しくなりました。 最近、福岡市の研修会や他の団体の研修会が行われるようになり、他の園の方とお話しする機会が増えました。感染者が減っていないにもかかわらず、研修会などが開催されるということは、コロナウイルス感染への意識が変わったということですね。その時に久しぶりにお話しした先生方との会話の中で、園長先生自身も陽性になったという話も聞きました。 誰がどこで罹っても不思議ではないので、もう恐れるのはやめます。できるだけの感染対策をして、子どもたちの大事な時間に必要な経験が
- Apr 28
コロナウイルス感染、再び
今日、保護者の方から、コロナウイルス感染で陽性だったと連絡がありました。一瞬頭が真っ白に・・・。そして、2月14日にコロナウイルスで7日間の登園自粛をお願いした時のことが蘇りました。あの時は本当に辛かったです。 あれから2か月・・・このままずっと陽性者が出ないことを願っていましたが、それは無理な話なのかもしれません。昨日、リスクマネジメント研修会があって、りんごの花保育園の近隣の保育園で休園、学級閉鎖が続いているという話を聞きました。もうすぐかも・・・と思いながら、大丈夫かもしれないという希望的観測も持っていました。 人生は落とし穴だらけです。すみません。今日のブログは暗いです。良いことを考えられなくて、読んだ方々が同じように暗くなってしまうかもしれません。 自粛をお願いするために、保護者の方に電話で現状と今後の対応についてお話しましたが、今回もお気遣いの言葉をたくさん頂いて恐縮しました。りんごの花保育園の保護者の方は本当に優しいです。いつも応援してくださっていることを改めて感じました。 2月の頃と比べて、福岡市の対応が変わっています。以前は、陽
- Apr 27
子どもの発熱
新年度が始まって早いもので1か月が過ぎようとしていますが、発熱してお休みする子ども達も出てきました。せっかく慣れたところで残念なのですが、初めての場所で初めての人といっしょに長時間過ごしたので、疲れもたまったのでしょう。 毎年ですが、職場復帰したばかりのお母さん達に、お子さんの体調不良の連絡をする時は迷います。職場の人に早退を申し出るのは言いにくいでしょう。職場に電話をかけて保育園名を告げると、あからさまに迷惑そうな対応をされることもあります。社会は働くお母さんにまだまだ優しくないですね。 りんごの花保育園では、38℃以上の発熱の時は電話連絡をして様子を見て、38.5℃以上になった時はお迎えをお願いしています。機嫌や顔色が悪い、嘔吐や下痢の時などは、その時々の状況やお子さんの様子を見て判断しているのですが、熱は数値化できるので、目安を決めています。 先週、37℃後半の熱を出すお子さんがいて判断に迷いました。現状ではコロナ感染を疑わなくてはいけないので、余計に対応が難しいです。仕事復帰早々にお迎えのお願いをするのはとても申し訳ないのですが、子どもた
- Apr 26
『おもしろい』のその先へ
先日の職員勉強会では、外(園庭)遊びについて問題提起をされました。私もずっと悩んでいるのですが、なかなかいい方法が思いつきません。 りんごの花保育園には狭いのですが、砂場も小さな家もある園庭があります。みんなこの園庭でよく遊んでくれます。こんなに狭い園庭でもあちらこちらにグループができて、それぞれの遊びを楽しんでいます。 でも、子ども達が園庭で遊び始めると、私たちは見守ることが多くなります。子どもがけがをしないかな(もちろん大事な見守りです)?子ども同士でけんかにならないかな?と近くで子ども達の姿を見守ってしまいます。 見守ることは保育者の大事な援助の一つですが、いつも見守ってばかりだと、子どもたちの遊びが、広がったり、深まらなくなってしまいます。子ども達の遊びが停滞しないように、興味があるものを準備したり、新しい遊びを提案することがとても大切です。保育室の環境についてはみんな一生懸命考えて、定期的に変えているのに、外遊びに意識が向いていないことは課題です。 早速、はな組(1・2歳児)担当のS先生が、おうちにあった終わりかけのビオラの苗を持って来