- Jun 30
良い眠りを
人は人生の3分の1の時間を睡眠に費やすと言われています。時間が勿体ないと思いますが、それだけ眠らないと、高性能にできている人間の脳を存続させていくことは難しいようです。「寝る間も惜しんで」という言葉もありますが、しっかり眠らないと、力を十分発揮することはできませんね。 こんなに暑い日が続いているので、私たちの身体は自覚するよりも疲れています。寝苦しい夜が続いていますが、良い睡眠がとれるといいですね。そう思いながら、今日は3歳児のお昼寝を見に行きました。なかなか寝つけずにおしゃべりしているMくんのそばに行くと、「(担任の)M先生がいい!」と言われてしまいました。めげずにしばらくMくんのコット(お昼寝用のベッド)のそばに座っていたら、「もう!M先生がいい!」と怒りながら、いつの間にか眠ってしまいました。 先日もブログに書いたように、3歳児がなかなか寝てくれないのが悩みです。「もうお昼寝はしなくてもいいんじゃない?」と思ったりするのですが、これだけ暑く、パワフルに活動しているので、やはり3歳児には、お昼寝は必要だと思います。たくさん活動して、たくさん食

- Jun 29
トマトとピーマン
園庭のトマトがやっと赤く色づきました。ピーマンは次から次に大きくなるのに、トマトの成長はゆっくりで、子ども達は「まだかな、まだかな?」と待っていました。先日、4歳児のHくんが、優しく、「2階のトマトは赤くなってるよ。」とトマトに話しかけてくれたおかげかもしれません。りんご組が2階の屋外園庭に植えたトマトはすでに赤くなっているので、がんばれーという気持ちを込めて話しかけてくれたのでしょうね。子どもたちのこんなかわいい言葉で夏の疲れも吹き飛びます。 昨日、はな組は、園庭でトマトとピーマンを切って混ぜて、紙コップに入れて食べたそうです。トマトとピーマン・・・子ども達が嫌いな食べ物トップ3に入りそうな野菜ですが、目の前で切ったり混ぜたりする先生の姿と変わっていくトマトとピーマンの姿を興味津々で見ていました。 味は・・・?やはり生のピーマンは苦いようで、顔をしかめながら食べる子も いましたが、「1個だけ食べる!」と宣言した野菜嫌いの2歳児のMちゃんは、1個(一切れですが)食べてくれたそうです。初めて一時保育を利用したKくんも、緊張した顔で食べてくれたそうで
- Jun 28
食育
暑さのせいでしょうか、最近食事を残す子や残食が増えています、りんごの花保育園では、楽しい食事を目標にしているので、無理矢理食べさせることはありませんが、少々悩んでいます。楽しく残さず食べてほしいと願っています。 どうすれば食べてくれるのでしょう?野菜を育ててみんなで食べたり、食育担当の先生達が、栄養素を分ける三食ボードや本物の野菜を置いたりしてくれていますが、子ども達の食べる意欲は目に見えて変化していません。 なぜ偏食になるのでしょう?先日の授業で学生に食べれないものを訊くと、ナス、ピーマン、トマト、椎茸など子ども達と同じような答えが返って来ました。大人になっても偏食を克服していないのですね。嫌いな理由を尋ねると、「においがムリ」「口に入れた感じがイヤ」と言う学生が多く、偏食には、においや食感など感覚の問題がからんでいそうです。 私の目には鮮やかに映るキュウリの緑色も、トマトの赤色も、苦手な子ども達には、好ましい色に見えないのかもしれません。そう考えると、偏食を乗り越えるのには時間がかかりそうです。 給食の先生達は、室温が44℃にもなる暑さの中で
- Jun 27
マスクを外せない
暑いですね。今年はカラ梅雨のまま夏になってしまうのでしょうか?毎年洪水、浸水の心配をしていたので、そのリスクが少なくなったのであれば嬉しいのですが、水不足や電力不足も心配です。ちょうどいい(人間にとって)気候はそう簡単に訪れてはくれません。 暑いので、マスクをするのが辛いですね。熱中症リスクを高めないために、マスク着用について(今年も)国から指針が出されました。 ・屋外で周囲の人と約2mが十分に確保できる、家族など一緒に過ごすことが多い人たちだけであればマスクは必要ないと考えられる。 ・屋外で周囲との距離が十分に取れない場面でも、周囲で会話が少ないようであれば、マスク着用は必ずしも必要ないと考えられる。 ・・・などの指針が出されたものの、人がいる場所でマスクを外すのは憚られます。夜道を一人で歩いていてもマスクを外すことができません。今は、新型コロナウィルスよりも、人の目が怖いというのが本音です。 もうずいぶん前に、こんな笑い話を聞いたことを思い出します。飛行機が故障して、一刻も早く脱出をしなければ命の危険がある時に、どうすれば機内の人々を混乱なく
- Jun 26
テーマを追求する
今年度のりんごの花保育園の保育のテーマは、『考えよう、知ることは楽しい、わかることはおもしろい』です。毎月1回夜に行っている職員勉強会での実践発表も、テーマに沿った実践報告をすることになりました。 先週金曜日の職員勉強会で、各クラスの先生が、『考えよう、知ることは楽しい、わかることはおもしろい』と子どもたちが感じた場面を記録し、考察して、今後の課題について発表してくれました。 つぼみ組(0歳児クラス)は、園庭で育てている野菜に子どもたちが興味をもち、花や実を触り、言葉と結びついて保育者と気持ちを通わせることができた時のことを記録し、発表してくれました。 はな組(1・2歳児クラス)は、園庭にプランターを準備して、子ども達と一緒に土を入れたり、野菜の苗を植え、毎日水やりをして、少しずつ成長する野菜に興味をもって観察するこどもたちの様子や言葉を記録して発表してくれました。 りんご組(3・4・5歳児クラス)は、5歳児だけで散歩に行ったときに、点字ブロックに興味を持ち、直線が点になることに気づいたそうです。担任の先生がなぜ変わったのか問いかけても答えが出な