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一緒に遊ぼう

 今日は2歳児のかわいい男の子が一時保育を利用してくれました。初めは泣いて、「ママはどこに行ったの?」と何度も聞いていましたが、だんだん周りを見れるようになり、「ここは大丈夫」と思ってくれたようで、はな組(1・2歳児)の保育室に入って遊びだしました。


 車が好きなようで、他の子にも大人気のカーキャリアに車を乗せて楽しそうに遊んでいました。「新しいお友達だよ」と他の子に紹介しても、まだお互いに興味がないようで、自分の遊びに夢中でした。


 はな組は1・2歳児の子どもたちがそれぞれ10名、併せて20名いるので、2歳離れている子どもたちもいて遊びも全く違います。2歳の女の子たちは言葉を巧みに使ってごっこ遊びやなりきり遊びで盛り上がっています。他の子が間違ったことをしていると、「違うよ。こうするんだよ」と教えてくれるので、とても頼りになります。


 1歳児の月齢が低い男の子たちは、好きなおもちゃを握りしめて歩き回ることが好きみたいです。あまり子ども同士のかかわりはないのですが、他の子がおもちゃを置くと、急いで手に取って同じように遊ぼうとしています。


 この年齢の2歳差はとても大きいので、それぞれの遊び方や行動に特徴があり、見ていてとても面白いです。20名もいて賑やかで、泣き声もあちらこちらで起きるのですが、かみつきやひっかきがないのがすごいと(ずっと)思っていました。この年齢は言葉よりも気持ちが先なので、手が出たり口が出たりするのですが、ここ何か月もかみつき、ひっかきの報告をあまり受けていません。今年の子どもたちはすごいなと思っていたのですが、先生たちの遊びの誘導がとても上手でした。


 新しい玩具(今日は粘土)を出したり、飽きて来たなと思ったら、また違うおもちゃやトンネル、トランポリンを出して、遊びを広げていました。今日は一日雨だったのですが、けがの報告はありませんでした。子どもたちの主体性を大切にしても、遊びを提供していくと、こんなに楽しく、友達と一緒に楽しむことができるのですね。


 最近受けた研修で、「幼稚園の先生は子どもと一緒に遊ばない。見守っていることが多い」という話を聞きましたが、保育園の先生たちはよく子どもたちと遊んでいます。しっかり座って子どもの目線で遊んでくれるので、子どもたちも安心して遊んでいます。


 私も幼稚園で働いていた時は、子どもたちとあまり遊ばなかったと思います。やっぱり一緒に遊んだほうが、子どもの気持ちや興味・関心がわかるように思うのですが・・・。とにかくはな組の子どもたちは楽しそうに遊んでいたのでとても安心しました。

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