言葉
- 智子 大瀧
- May 27, 2024
- 2 min read
子どもたちの言葉が時々気になります。3・4・5歳児の男の子の言葉が特にひっかかります。「おまえ」「オレ」「うるさいったい!」こんなにかわいい子ども達の顔から聞きたくない言葉が飛び出します。「フワフワ言葉」「チクチク言葉」という表現を使って、友達から言われたらいやな言葉、友達に言われたら嬉しくなる言葉を使おうと繰り返し話していますが、なかなか伝わらずに悩みます。
「こんな言葉どこで覚えたの?」「誰が使っているの?」「お兄ちゃんがいるからね~」「ゲームをしているからじゃない?」「YouTubeを見てるからじゃない?」私たちは、その言葉の出所をいろいろ想像します。きっと、ご家庭では保育園のお友達が使っているから・・・ということになっているのではないでしょうか?
強い言葉や怖い言葉は魅力的ですね。耳から入って来た言葉をただ使ってみたくなるのかもしれません。使ったらなんだか強くなったような気がするのでしょうね。そんな気持ちもわかるのですが、受け取った方は、その強い言葉に傷ついてしまうことがあるので、やっぱり使わないでほしいと思います。
誰かを元気にしたり、嬉しくなるような言葉を使えるといいですね。先日、息子に「(母も)皮肉みたいなことを言うことがあるから気をつけた方がいいよ」と言われ、猛省しました。言葉は心を表すので、心にもないことを言っているのではないと思います。心の持ち方も気をつけ、子どもたちのお手本になるようにしたいと思います。
りんごの花保育園の先生たちの中には、言葉の選び方、使い方がとても上手で優しい先生たちがいるので、真似をしたいと思います。そして、子どもたちの言葉がよくないと思ったら、「その言葉を言われると悲しいな」と伝えていきたいと思います。みんなが「フワフワ言葉」で話せるようになったら、この世界はもっともっと楽しくて安心できる世界になるはずです。
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