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『キラキラデー』始動

 令和6年度の『キラキラデー』が始まりました。『キラキラデー』は、子ども達と話し合いながら活動を広げたり、深めたりする活動で、りんごの花保育園では1年間テーマを決めて、異年齢でグループを作って進めています。プロジェクトチームを作って1つのテーマを追求するなんて、カッコいいと思いませんか?


 今年度は、子ども達の好きなことを深めていけるようにグループ分けをしています。きっと面白い活動になると思います。りんご組のY先生は、りんご組の担任が決まった時から、担当学年の外遊びをずっと観察していたそうです。木の実や葉っぱ、花びらを集めて包丁で切ったり、型を抜いたりしてままごと遊びがどんどん広がっていることにとても驚き、それをテーマにしたいと思ったそうです。


 黄色の花びらを卵に見立てたり、砂を小麦粉にして、それを油で揚げて天ぷらにしたり、子ども達の発想力に感心し、その時の様子を写真に撮って、今日の勉強会で見せてくれました。そう言えば、ずっとAちゃんが、ビニール袋に小さな豆みたいなものと水を入れて「ほら、見て、梅ジュースを作っているんだよ」と得意そうに見せてくれたのを思い出しました。Aちゃんは、『キラキラデー』が終わった後も、ずっとこれからどんなことをするか絵に描いていたそうです。


 もうひとつのグループは、虫が大好きな子ども達がたくさんいるので、当然テーマは『虫』になりました。紙粘土で虫を作りたい、絵具で描きたいなどいろいろな意見がたくさん出たそうです。あと一つのグループは、5歳児の女の子が中心になり、テーマは『宝石』になったそうです。洞窟に宝石を発掘に行きたいという願望があるようです。


 『キラキラデー』の活動も4年目になり、目的や方向性、進め方が共通理解され、楽しい一歩が踏み出せました。子ども達だけでなく、先生たちも楽しんで取り組むことが活動を良い方向に進める一番のポイントだと思います。今後の展開がとても楽しみです。

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