- Feb 28, 2022
オムツ持ち帰り問題
今日は9か月の男の子を連れたお父さんとお母さんが見学に来てくれました。目が合うとニコッと笑ってくれるかわいい赤ちゃんでした。離乳食後期で、10キロもあるそうです。すくすく育っているのですね。見ているだけでほんわかあったかい気持ちになりました。 「園で処分するので、オムツの持ち帰りはないです。」と話すと、とてもホッとされていました。匂いがするオムツを持ち帰るのは辛いですよね。先週、NHKでも話題になっていたのが、「オムツの持ち帰り問題」です。自治体によって大きな差があり、東京23区では持ち帰る園はひとつもないのに、関西では、京都が88%、大阪が65%、奈良が64%などとおむつを持ち帰る自治体のほうが多いというデータが掲載されていました。 「母親が働くことへの罰なのかと思い涙が出た」という投稿もあり、なぜ母親が子どもを保育園に預けて働くことに罪悪感を持たなくてはいけないのかと思うと憤りを感じました。 コロナ禍で感染の危険性が増すのではないかと心配されている方も多いようです。りんごの花保育園でも、先週未満児クラスで嘔吐下痢症が流行し、先生たちはオムツの
- Feb 27, 2022
オムツからの卒業
先週金曜日、未満児クラスのごみを集めている時に、量が少ないのに驚きました。嘔吐下痢が流行してしまって少しお休みの子が多かったのも理由の一つですが、進級を前に、2歳児の子どもたちがほとんどオムツを卒業したのでごみが減ったようです。 トイレトレーニングは、子どもにとっては人生最初のトレーニングです。思い通りに排泄をコントロールできるようになるにはかなりの努力と時間がかかります。でも、保育園では他のお友達の姿を見るのがとても良い刺激になります。〇〇ちゃんが排泄している場面を見たら、自分だって…という気になりますからね。 未満児クラスは〇〇ちゃんの担当は〇〇先生というように、『担当制』なので、先生たちは一人一人の子どもの排泄の間隔やサインなどをしっかり把握しています。そろそろ・・といういいタイミングで声掛けすることができるので、子どもたちは成功体験を重ね、だんだん自立するようになっていきます。 でも、トイレトレーニングが順調に進むことはあまりないようです。スタートがうまくいっても、途中で「いやだ!」と拒否をする時期があり、階段を上るようにスムーズに自立す


- Feb 26, 2022
プレゼント
昨日、Nさんが手作りしてくれたアクセサリーなどを保護者の方に選んでいただき、持ち帰ってもらったのですが、とても喜んでくださいました。りんごの花保育園のコロナウイルス終息を願って作ってくれたNさんの気持ちが伝わったのでしょう。 ビーズを使ったヘアゴムやマスクチャームにイヤリング、Nさんが作ってくれたものは、どれも綺麗で見ているだけで元気になります。気持ちが落ち込んでいても、綺麗なものを見ると元気になれるのは不思議です。プレゼントをもらうのは、いつでも、いくつになっても嬉しく、また元気が湧いてきます。プレゼントをもらうと、その人の気遣いを感じ、大切にしてもらっているという気持ちになれます。 保育園にいると、子ども達からもいろいろなプレゼントをもらいます。昨日は、お散歩で見つけたどんぐり、赤い木の実、ホトケノザをプレゼントしてもらいました。小さい子どもたちもりんご組もみんなお散歩に行った先で見つけたものをプレゼントしてくれるのがとても嬉しいです。 誰かに何かをプレゼントしたいという思いはどのように育つのでしょう?小さな子どもたちが、小さな手のひらに握り
- Feb 25, 2022
理想
久しぶりに、2歳児の入園希望の方が親子で見学に来られました。こうして見学者の方を迎え入れることができるのも幸せなことです。とてもかわいい女の子で、保育園の部屋や園庭を興味津々で見てくれました。 今まで保育園に通ったことがないというお話だったので、もし入園が決まったら、大好きなお母さんと離れるときにたくさん泣くんだろうなぁと想像しながらお話をしました。でも、これだけお友達や保育園にあるものに興味があるので、慣れたらきっと園生活を楽しんでくれると思います。 今年度末になって、4家族の方の転勤が決まり、大ショックを受けています。みんな卒園までいてくれると思い込んでいたので、5歳児になったらきっと〇〇の姿に成長しているとなんとなく想像していました。その姿が見れないのが、本当に残念でなりません。転勤!!!これは必要な制度ですか?もう怒りさえ湧いてきます。こんなに仲が良い友達ができて、安心して主体的に生活できるようになったというのに、引越ししなくちゃいけないなんて・・・。 でも、こんな嘆きが企業に届くはずもないので、渋々受け入れてなくてはいけません。・・・と
- Feb 24, 2022
春の気配
コロナウイルス感染で陽性のお子さんがでてしまったので、りんご組(3・4・5歳児)の保育は慎重にならざるを得なくなりました。本当はすでにその対応をしておけばよかったのですが・・・いろいろ悔やまれます。 室内での活動は15分以内とし、それ以上になる時は、りんご組の子ども達にはマスクをしてもらうことにしました。でも、子ども達にとってマスクはとても窮屈なので、できるだけ戸外で活動するようにしています。明日から気温も上がるらしいので、少しホッとします。 今日は、近くの若八幡宮に遊びに行きました。あまり陽が射さないので、寒いかなと思っていたのですが、子ども達は走り回ったり、鬼ごっこをしたり、ボール遊びをしたりとちっとも寒くなさそうでした。神社のそばの田んぼのあぜ道にたくさんのてんとう虫を発見し、神社の中の梅の花も満開で、春を感じることができました。長い辛い冬が終わったら、きっと楽しい春がやってきますね。そう信じられるような気がしました。 先が尖った葉を3歳児のYくんが触っていたので、「Yくん、その葉っぱ尖って痛そうだね。」と言うと、「これはソテツだよ。恐竜が