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コロナ後の生活

 明日から新型コロナウィルスは2類から5類になりますが、日本ではまた第7波、8波が来るかもしれないと感染症の専門家の方々は言われています。もちろん、それに備えることは大切ですが、この3年間で学んだことを生かさなくてはと思います。


 コロナ感染で亡くなった人、重症化した人、後遺症が残った人を除いて、コロナ感染防止のために、一番辛い思いをしたのは子ども達です。わけがわからないまま、ことごとく楽しみな行事がなくなり、マスクをしなさい、食事をする時はしゃべってはダメ、手を洗いなさい、消毒をしなさい、外に出てはいけない・・・。ピリピリした雰囲気の中で叱られる回数も多かったでしょう。


 人間は未知のことに出会うと、冷静な判断ができなくなってしまいます。人が人を追い詰めることが起きてしまいます。地方でコロナに感染して近所に非難され自殺をした人や、コロナ感染で責任を取って保育園の園長が退職した話も聞きました。こんな話を聞くと、中世ヨーロッパの魔女狩りを思い出して苦しくなります。


 飲食店を始め、たくさんの人が職を失い、財産を失くしたでしょう。コロナのために、人生設計を余儀なく変えざるを得なかった人も数えきれないほどいらっしゃると思います。これまでの対策でよかったこと、よくなかったことを精査し、同じ轍を踏まないようにしなくてはと思います。


 新型コロナウイルスに感染しても、子どもは重症化するリスクはほとんどないそうです。3歳までの子ども達は、人生の全ての時間を規制の中で過ごしました。子どもが子どもでいられる時間は短いです。これからは、子ども達が子どもの時間を充分楽しめるようにしたいと思います。

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