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保育の質が見せてくれたこと

 きょうだい児を迎えに来られた保護者の方々に、小学校に入学した子ども達の様子をたくさん聞かせて頂いて、毎日とっても嬉しい気持ちになっています。保育の成果はやっぱり子ども達の姿に表れるんですね。


 先日ブログに書いたように、年中組になってもお母さんと離れるのが寂しくて泣いて登園することもあったKちゃんは、自分から「友達になろう」と声をかけて、入学二日目にお友達を9人つくりました。


 保育園に慣れるのに半年くらいかかった4歳児の弟がいるK君は、お友達ができたので、「おうちでお友達と遊んで待ってる」と言って保育園にお迎えに来てくれなくなりました(今日は来てくれました)。


 入園してずっと毛布を手放せなかったRちゃんは、教室でみんながザワザワしているのを見て、前に出て、「みなさん、きいてくださ~い!」と面白い動作をしながら言ったそうです。あのRちゃんが!担任の先生たちも、私も本当に驚きました。卒園寸前まで、たった一人で小学校に行くRちゃんのことが心配で、大丈夫かな?大丈夫ですよ!と話していたのに、本当に杞憂に終わりました。


 入学してすぐに、みんなの前で・・・それもユーモアを交えて!誰にだってできることではありません。いつの間にそんな力をつけていたのでしょう。本当にあっぱれ!です。


 お母さんからその話を聞いたS先生は、「みんなが騒がしいからどうにかしたいと自分で考えて行動したのは、りんごの花保育園が『自分で考えて行動する』ことを大事にしていたからだと思います。」と言ってくれました。


 私は、一人一人の子どもの気持ちに寄り添いながら、自分を主張することを支えてきたからだと思います。自分の意見を否定されないという大人(友達)への信頼感が育ったのだと思います。


 卒園した子ども達の武勇伝を聞くと、りんごの花保育園で3年間行った保育が子ども達の力になっていることを強く感じます。自画自賛かもしれません。でも、子ども達の姿がそれを見せてくれています。


 卒園児の子ども達が卒園して寂しいですが、それぞれの場所で生き生きと活躍している姿は、私達に自信と力を与えてくれます。ありがとう。これからもずっと応援しています。


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