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児童発達支援事業所視察

 一昨日、福岡市内で児童発達支援事業所をモデル事業として行っている2つの保育園さんに視察をさせていただきました。2つとも博多区の保育園で、そのうち1つは、私の二人の子どもが通った幼稚園です。もともと大きな幼稚園で、現在では保育園が何園かある大きな法人です。


 たまたま理事長先生にお会いすることができたのですが、娘の担任の先生が今も勤務されていることを伺って、とても働きやすい職場ということを感じました。広い園舎の3階に児童発達支援事業所があり、明るい室内で、7人の子ども達が集団療育を行っていました。


 大きな幼稚園・保育園なので、児童発達支援事業所に通うお子さんのほとんどがその園に通うお子さんだそうです。他のお子さんを受け入れたいと思っても、10名定員なので受入れが難しいと話されていました。


 メリットとしては、園内にあるので、スタッフの方が送迎し、お子さんが療育指導を受け、保護者の方は通常通り園に送り迎えすればいいので、保護者の方にとっては利便性が高いようです。担任の先生と日常的に話ができて、情報共有ができることや困った時は児童発達支援事業所のスタッフの方に尋ねることができるので、園の先生たちの安心感に繋がっているのも大きなメリットだそうです。思った通りです。


 もう一つは、街の真ん中にある保育園で、狭い空間を工夫して、個別対応ができるように環境設定をされていました。車で20分以内であれば送迎をされているそうですが、時間や人手がかかるようです。ここも希望者が多く、本当は週に2回受け入れたいけど、1回が精一杯、もっと児童発達支援事業所が増えればいいのに・・・と話されていました。


 福岡市では先進的な児童発達支援事業所を見せて頂いて、大変勉強になりました。いつも思うのですが、視察をお願いするとどの園も快く受け入れて下さって、丁寧に説明をしてくれます。本当にありがたいです。


 2つの児童発達支援事業所の方法や内容は違いますが、根底にあるのは発達に課題があるお子さんを支援したい、保護者の方の相談に乗って一緒にお子さんを育てていきたいという強い思いです。児童発達支援事業所を増やしてほしいという声をお聞きして、ますます童発達支援事業所を開所したいと思いました。がんばります。

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