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卒園式の後・・・

 昨日の卒園式の余韻に浸りながら、雨の日曜日ですが、心が温かく満たされている幸せを感じています。子ども達の成長した姿はもちろん、保護者の方のお子さんを見守る目の温かさを感じ、大事なお子さんをずっと預けてくださったことがとても嬉しく、その責任を果たすことができたという安堵も感じています。


 今年度の卒園児は、優しくて、その分精細なところもありました。誰かがリーダーシップを取ることがあまりなく、みんなで「どうする?どうする?」と顔を見合わせている場面が多々見られました。もっと主張してもいいのに・・・と思ったことが何度もあります。人の気持ちにとても敏感で、空気を読みすぎるところもあります。子どもの主体性を尊重して、一人一人の子どもがやりたいことを実現させたいと思っているりんごの花保育園の保育方針としては、ちょっともどかしくなったこともありました。


 みんな優しくて、「私は〇〇したいけど、〇〇ちゃんはどう思っているんだろう?」と考えていたようです。でも、目標が定まると、とことんがんばる力もありました。明日からは、折に触れて卒園式が終わったことを思い出して、どんどん寂しさが募ると思います。これは私だけではなくて、先生たちだけでもなくて、一番寂しがるのは4歳児だと思います。いつも目標にしてきて、困ったときは頼りにしていた存在がいなくなるのですから。


 卒園式の後、Aちゃんのお母さんにお手紙をいただきました。勿体ないくらいたくさんの思いがこもったお手紙で、丁寧な文面や書かれている言葉に身が引き締まる思いがしました。昨年はAくんのお母さんからお手紙を頂き、落ち込んだり、自信をなくした時はそのお手紙を読んで心を立て直しました。またこれから1年、Aちゃんのお母さんのお手紙が支えてくれます。ありがとうございました。


 子ども達と出会えたこと、保護者の方に出会えたことに心から感謝しています。開園からずっと一緒に歩んでくださってありがとうございました。まだまだ前を向いてがんばりますので、見守っていてくださいね。


 

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