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広域利用入所

 Y先生が、7月28日の新聞の記事を持って来てくれました。福岡市保育協会が、高島市長に市外在住の子どもが福岡市内の保育園に入所できるように要望書を提出したと書いてありました。


 この記事によると、市内の保育園の入所児童は毎年増えているが、市の境にある園では定員割れが起きていて、4月1日現在で市内271の私立保育園の約3割で10人以上の定員割れとなっているそうです。


 糸島市からは4月に広域利用での児童受け入れの要望を受けているそうなので、福岡市は地域ごとに広域利用ができるようにするか、今後検討すると書いてありました。


 りんごの花保育園でも、8月に糸島に転出する5歳児のお子さんがいます。近隣の保育園に空きがなく、30分ほどかかる保育園に入園しようと思っていらっしゃるそうですが、そこも受け入れてもらえないかもしれないそうです。広域利用が認められれば、卒園までりんごの花保育園に通うことができます。ぜひそうなってほしいです。


 入学前に家を建てようと思っていらっしゃる方は多いと思います。小学校入学後に転校するのは子どもに負担がかかるでしょうから、その前にと思われる気持ちもよくわかります。自分の部屋がほしい、勉強するスペースが必要など、入学はちょうどいいタイミングですよね。


 福岡市は、市内の保育園であればどこに通ってもいいので、通勤途中で便利がいいなどの理由で保育園を選ばれている方もたくさんいらっしゃいます。校区外の保育園に通っていると、同じ小学校に入学する友達がいなくて心細いのではと心配かもしれませんが、子どもは適応能力が高いので大丈夫です。


 今回、広域利用入所の要望書が提出され、市長がそれを受理し、前向きに検討されることになったスピードの速さに、ちょっと驚きました。困っていることはちゃんと伝えればいいのですね。大人になると、なかなか困っている、助けてほしいと言えないようになっていると思います。広域利用入所ができるだけ早く認められることを願います。

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