top of page

楽しみがいっぱい

 今日から新年度が始まりました。初日は、新入園児のお子さんは保護者の方と一緒に1時間園で過ごしてもらい、この場所が安心できることを伝えたいと思っています。ご両親揃ってこられたところもあるので、保育室は大人の人が多くて、いつもと違う風景でした。明日からは子どもだけで過ごすので、泣いてしまうでしょうが、おうちの方と一緒にいた時間を覚えていてくれるといいなと思います。


 新入園児の子ども達は、みんな緊張した面持ちで、何が始まるんだろう?誰?誰?誰?と言う顔で在園児の子ども達や私たちの顔を見ていました。初めはおうちの方から離れられなかった子ども達も、少し時間が経つと、他の子が楽しそうに遊んでいる姿を見て、近くにある玩具を手に取って遊びだしました。


 音がしたり、人が近づいたりすると、慌てておうちの方に戻っている姿を見て、しっかり心の中に安全基地ができていることがわかりました。安全基地があるお子さんは、最初は大好きなおうちの方と離れて大泣きしますが、だんだん離れていても迎えに来てくれることがわかり、泣かずに過ごすことができるようになります。


 しばらくは、泣き声の大合唱ですが、そんなに長くは続かないと思います。他の子ども達がとっても楽しそうに遊んでいるので、きっと遊びたくなるでしょう。朝のお別れが辛いと思いますが、お子さんを信じ、私たちを信じて任せて下さいね。


 今日は暑かったので、早速園庭で水遊びが始まりました。泥水の中に足や手をピチャピチャつけて遊ぶ1・2歳児の子ども達。たった1年で随分逞しくなりました。去年の今頃、大泣きしていたことを覚えているはずもありませんが、私たちは忘れません。一日一日が子ども達との信頼関係を築く大切な時間だったことを。


 来年の今頃、また同じ風景を見るのでしょうね。新入園児の子ども達の不安そうな顔も、かわいいなと思います。日に日に変わっていく4月が楽しみです。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page