評価はいらない
- 智子 大瀧

- 11 minutes ago
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子どもは、大人の言葉に敏感です。特に自分を評価する言葉には、とても敏感です。わからないからとか、本当のことだからとか、話の流れでつい・・・なんて絶対に言ってはいけないことです。
随分昔のことですが、同僚の先生が、子どもがそばにいるのに、「この子、落ち着きがないからね」などと言っているのを聞くのがとても嫌でした。今だったら、「子どもの前で言うのはやめて」と言えますが、当時は同僚の先生とうまくやりたいという思いがあって、そんな大事なひと言を言うことができませんでした。駄目ですね。
子どもは自分が大人からどんなふうに見られているのか、思われているのかとても気にしています。さらに怖いのは大人の言葉は、行動に影響を与えるということです。
「落ち着きがない」と言われると自分でもそう思い、そのような行動に拍車がかかってしまいます。言われないように次から行動を改めようとはならないのです。子どもの行動を変えたいと思うなら、よくない行動を評価するのではなく、好ましい行動をした時にすぐに褒めることが大事です。褒められると、その行動は増えていきます。頑張らなくてはいけないのは子どもよりも大人の方かもしれませんね。私も頑張ります。






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