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3月生まれ

 毎月1回誕生会を開くのですが、誕生月の子ども達は、とても楽しみにしています。年長組の子ども達が司会進行やインタビューをしてくれるので、インタビューに答える子ども達はさらに嬉しそうです。


 そんな楽しいお誕生会を3月11日に行います。3月生まれの子ども達は、1年間ずっと他のお友達を祝いながら待ち続けていたので、やっと自分の番・・・という気持ちでしょう。3月生まれは5人、お待たせしました!・・・でも、MちゃんはRSウイルスに罹ったので、お誕生会には出られないかもしれません。ふたりのお兄ちゃんも、「Mちゃん、かわいそう」と残念そうに話していました。


 でも、大丈夫です。4月の誕生会で4月生まれのお友達と一緒にお祝いします。誕生日は特別な日ですからね。


 3月生まれと言えば、私の妹は3月28日が誕生日です。本当は4月3日に生まれたのですが、なぜか母が1年早くした方がいいと思ったようで、出生届の日付を3月28日にしたみたいです。昔はかなりいい加減なことが通っていたのですね。妹は、「お母さんのことは大好きだけど、これだけは恨む。私がみんなに追いつこうと思ってどんなに苦労したかわかる?」と、誕生日が近づくと、いまだに言います。


 小学校1年生の時は、ランドセルが重くて背負えずに、いつも周りの人に手伝ってもらっていました。担任の先生からは、行動が遅いと叱られていたようです。小学校の高学年になると、差はあまりなくなるようですが、小さいときの差は大きいですね。


 先日お迎えに来られたAくんのおばあちゃんが、「私は3月生まれだから、母にこの子はできないってよく言われてました。」とお話しされていましたが、3月生まれの子は、みんなそんな思いをして成長しているのかもしれません。


 大人はついつい同学年の他の子と比べることが多いですね。子どもが親に言われて嫌だったことの中に、「他の子と比べられる」というのがあります。みんなそれぞれいいところがあるのですから、一人一人の違った良さを認めてほしいと思います。


 11日は、そんな小さな(大きな)苦労をしている3月生まれの子ども達の誕生会を楽しく祝います。


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