語り継がれる絵本
- 智子 大瀧

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今年最後のお話会がありました。お話会の先生が毎月1冊、絵本をプレゼントしてくださるのですが、絵本の勉強を何十年も続けて来られた先生方なので、その眼力は確かです。先生方がどの絵本を選ばれるのかを知るだけでもとても勉強になります。
今日の絵本は『くまのコールテンくん』赤い表紙の絵がとても印象的な絵本です。お話会の先生が、「最近、緑の表紙のくまのゴールデンくんを見つけたんですよ。訳者が違うと、絵本のタイトルも変わるみたいですが、まだ読み比べてないので、どこが変わったかわからないんですけど」とおっしゃっていました。
絵本の歴史は古く、最古の絵本は17世紀にコペルニクスが描いたと言われています。言葉だけで理解できなくても、絵が様々なことを表現してくれる絵本は、子どもを中心に発展していったのでしょうね。
良い絵本は時代を超えて読み継がれていきます。『くまのコールテンくん』は初版が1975年なので、50年経っていますが、色褪せないどころか、温かみのある絵は子ども達の心を惹きつけます。私もこんなかわいいくまのぬいぐるみがほしくなります。子ども達も同じ気持ちだったようで、とても集中してお話を聞いていました。
最後は「二人のクリスマス」というパネルシアターをしてくださったようですが、残念ながら席を外してしまい、見ることができませんでした。子ども達一人ひとりに折り紙で折ったサンタさんをプレゼントしてくださり、クリスマス気分がさらに高まったようです。
今月のプログラムのイラストもとても素敵です。毎回工夫して描いてくださるオリジナルの絵ですが、このままポストカードにしたいです。お話会の先生方の才能と技術を分けてほしいと思ったお話会でした。






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