記憶
- 3 days ago
- 2 min read
最近、ちょっとモヤモヤ考えていたところに、4歳の孫がいいことを教えてくれました。日曜日に少し離れた自然がいっぱいのあそび場に行ったときのことです。そこにトンボがいて、それをジ~っと見ていた孫が「このトンボの名前、なんていうの?」と一緒に行ったおじさんに聞いたそうです。「保育園で図鑑で調べたら?」と言ってその日は終わったそうですが、何日か経った時に「あのトンボの名前は『やまとんぼ』って言うんだよ」とおじさんに教えてくれたそうです。
孫はトンボのことをしっかり覚えていて、保育園の図鑑で調べて名前を発見したようです。自分で時間と手間を使って調べるのは本当に大事なことだと思いました。最近はすぐにグーグルで名前がわかるので、私もつい「ググってみよう」と思うのですが、一瞬で得た知識は一瞬で忘れてしまいます。
心理学における記憶の過程は、主に記銘(符号化)・保持(貯蔵)・想起(検索)の3段階で構成されていると想定されています。情報を脳に取り込み、保存し、必要に応じて引き出す一連のプロセスのいずれかに問題が生じると、情報が定着しなかったり、思い出せなかったりする忘却が起こると考えられています。
記憶にはすぐに忘れてしまう感覚記憶と短期記憶、長期記憶の3つのシステムが存在すると考えられていて、短期記憶は時間と共に失われてしまいますが、長期記憶に貯蔵されると、ずっと覚えていられるそうです。
一夜漬けで勉強したことはすぐに忘れてしまうのはこういう理由からなのでしょうね。手間暇をかけて覚えたり、時々思い返したりすると記憶として残るということだと思います。なので、ググった記憶を長期的に覚えておくことは難しいですね。子ども達には、大事だな、覚えておきたいなと思うことは図鑑を調べたり、何度も繰り返したりして記憶に残る経験をしてほしいと思います。
子どもたちは図鑑が大好きです。調べるためというよりは、イメージしたものを実際に目で見ることができることが楽しいのでしょう。そんな楽しみ方も大事で、ページをめくりながら、その世界を充分に味わってほしいと思います。



Comments