不登校
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不登校を経験したことや、不登校のお子さんについて悩んでいる方のお話を聞くことが増えました。全国で小・中学生の不登校数は35万人を超えているので当然のことですね。不登校という名称もよくないです。学校に行かないことを自ら選択したというお子さんも多いでしょうから、もっと別の呼び方が合っているように思います。
児童発達支援事業所でも不登校(この名前ですみません)のお子さんを支援していますが、学校に行かないと自ら決めているお子さんを学校に行かせるのはとても難しいと感じています。行かない理由を言えなかったり、なんで行きたくないのか自分でもはっきりわからないお子さんもいます。
先日の会合で、長年付き合いがある出席者の男性の方が「私の娘も中学生の時に不登校でした。どうにか行かせたいといろいろやってみたけれど、難しくて・・・。そうこうしているときに、同じ中学に通っていた子が飛び降り自殺をしたと聞いて、『生きていてくれさえいればいい』と思ったら随分気持ちが変わりました」と話されていました。
現在、娘さんは好きな道に進んでいて、一生懸命がんばっているそうです。いじめや友達関係、学業不振など明確な理由があれば、大人が手を出せる方法があるかもしれませんが、理由はきっかけにすぎなかったということもあるようです。
小さいころのように何でも話してくれるわけではなく、気持ちも複雑になるので、周りにいる大人はただ心配することしかできませんね。これだけの不登校数になっても手立てがわからないのですから、時の流れに任せなくてはいけないのかもしれません。
本当に人間の心理は複雑で、社会は様々な問題を孕んでいて、答えが出ないことが多いです。学校や社会、家庭の問題に触れる機会が増えて、改めて生きていくのは大変だと思います。だからこそ、ささやかな楽しみや嬉しいことを見つけて生きていきたいです。



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