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秋の実り

 今日は「新米ごはん、焼き芋パーティ」の日でした。小春日和の中、汗をかきながら、主任のA先生が上手に焼き芋を焼いてくれました。もう少し寒ければもっと雰囲気が盛り上がったと思いますが、そんな贅沢なことを言ってはいけませんね。いろいろ考え、工夫しながら焼いてくれるので、本当においいしい焼き芋になります。幼稚園に勤務されている保護者の方が、自分の園に来て焼き芋を焼いてほしいと本気(?)で仰っていました。


 土鍋で炊いた新米ごはんも上手に炊くことができました。火をつけて蒸すまでの時間はおよそ30分。たった30分でこんなに美味しいご飯が出来上がります。炊飯器で炊いたごはんとなんでこんなにおいしさが違うのでしょうね。2歳児のKちゃんのおじいちゃんが丹精込めて作ってくださったお米なのでさらにおいしさは格別です。


 子ども達は、ラップに包んだ新米ご飯を一口ずつ食べて、表情でおいしさを表現してくれました。おいしいものを食べると幸せな気持ちになりますね。子ども達も同じです。友達同士顔を見合わせながら何度も「おいしいね」と話していました。


 焼き芋は、子どもたちが集めてくれた落ち葉で焼いたのですが、煙がモクモクと舞い上がりました。ご近所の方にはご迷惑だと思いますが、かわいい子ども達に免じて許してもらっています。ほんの少しですが、おすそ分けを持っていくと、「毎年楽しみにしています」と温かい言葉もいただいて、ホッとしています。


 午前中はご飯の美味しい匂い、午後は焚火の匂い、五感をしっかり刺激して秋の実りを満喫しました。今年の恒例行事が着々と終わっていきます。もうすぐ年末ですね。明日から寒くなりそうなので、お身体ご自愛ください。

 
 
 

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