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ごはんが一番

 今日は、『新米ごはんおにぎりの日』でした。2歳児のKくんのおじいちゃんが丹精込めて作られたお米を頂いたので、新米の美味しさを存分に味わおうと園庭で土鍋でごはんを炊きました。

 昨日、給食の先生にお米の研ぎ方を教えてもらったりんご3組(5歳児)の子ども達は、朝からワクワクしているようで、お米を研ぐ時間になると、嬉しそうに2階の保育室に上がって行きました。

 しばらくすると、「手の関節2つ分ってどこ?」とりんご3組の子ども達が聞きに来ました。「ここだよ」と教えると、また、「(鍋の)どこに手をさせばいいの?」  昨日、給食の先生に教えてもらったようですが、担任の先生が不安みたいです。私も少し不安になって、2階に上がってみると、ちゃんとお米と水が計量された土鍋が2つ並んでいました。  


 期待でいっぱいの子どもたちに、「今日のごはんは、いつもよりたくさん噛んでね。そして、どんな味がするか教えて。」と話しました。

 いよいよカセットコンロに火をつけると、すぐに沸騰し、弱火にして10分。給食の先生に教えてもらったように、蒸らして10分経って蓋を開けると、ふっくら美味しいご飯が炊き上がりました。  思わず、「いい匂い」「美味しそう」「うわーっ」と子ども達から声が上がりました。少し焦げたごはんがますます美味しそうです。

 いろいろ心配な時期なので、未満児は、ラップで小さく包んだごはんをこどもたちのお口に入れました。炊き立てのごはんが食欲を誘ったようで、「まだ食べたい」と、しばらくお部屋で言い続けたそうです。  りんご3組(5歳児)の子ども達は、「おこげが食べたい」と言って、みんなおこげの匂いを嗅ぎながら美味しそうに食べていました。「よく噛んで食べてね。どんな味がする?」と尋ねると、「甘い!」と期待通りの答えが返ってきました。


 日本のごはんの消費量は減っています。ごはんが主食だった時代は終わりなのかもしれませんが、農耕民族である日本人の体質にはやっぱりごはんが一番だと思います。    



 子ども達にお米の研ぎ方や炊き方、ごはんの美味しさを伝えることができました。お米の神様も喜んでくださっていることでしょう。Kくんのおじいちゃん、美味しいお米をありがとうございました。

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