コロナ対策の見直しを

　5回目のワクチン接種をしました。娘達からは、もうやめた方がいいと言われているのですが、感染をしないためにできることはワクチン接種しかないので受けることにしました。

　先日の研修会で、知り合いの園長先生のお母さんが、10月末にワクチン接種をした直後、関節痛がひどく、検査を受けたところ数値が高くて入院されたことを聞きました。現在数値は下がってきたものの関節痛は治らずまだ退院の目処が経っていないそうです。

　多分、こんな話はたくさんあると思うのですが、コロナ感染拡大を治めるにはリスクがあってもワクチンを受けるしかないのでしょう。でも、いつまで？

　保育園で感染者が出れば、また自粛をしてもらわなくてはいけなくなります。東京では、濃厚接触者を追わないとなっているので、感染者が出ても自粛をお願いすることはないと思います。あんな大都市でてきているのですから、福岡でもそうしてくれるといいのにと思います。

　先日、別の園長先生から聞いたお話ですが、外国籍の方がいらっしゃるクラスで陽性者が出たので、自粛をお願いしたら、これ以上休むと勤務先で解雇される。そうしたら、生活できないので、なんとか保育園で預かってほしいと切実な要望があったそうです。

　園長先生は、市役所にそのご家族の窮状を伝えてかけあったそうですが、「特別な対応をすると他の人も預からなくてはいけなくなるので、断ってください」と言われたそうです。

　休業補償を受けられる人はいいですが、そうでない方はたくさんいらっしゃると思います。命を守るためのコロナ対策のはずですが、セーフティネットから抜け落ちて今日の生活さえ危うい人たちがいます。何が正解か、よりみんなのためになる方法は何かはわかりませんが、もう濃厚接触者を追うのはやめてほしいと思っています。