ファミリーサポート

　保護者の方の子育てを軽減するショートステイについてのブログを読んでくれたY先生に、ファミリーサポートについての情報をもらいました。

　Y先生は、ずっと以前からファミリーサポートに登録していて、現在も登録を更新しているそうです。仕事をしているので、休止状態だそうですが、以前の経験を話してくれました。

　ファミリーサポートは、「子育てを応援してほしい人」と「子育てを応援したい人」が、地域のなかで育児の相互援助活動を行なう会員組織です。お子さんを預かって欲しい人、預かりたい人を登録する制度で、預かってほしい、預かりたいと両方の登録も可能です。Y先生は、両方を登録していて、お子さんが小さい時は同年代のお子さんを預かって、一緒にお料理を作ったり、ごはんを食べたりしたそうです。

　登録時に、希望の時間帯や年齢・障がいの有無などをチェックするので、無理なく預かることができるそうです。「事前の面談もあるので、安心して預かれました」とY先生が話してくれました。習い事や幼稚園・保育園の送迎、幼稚園・保育園終了後の預かり、保護者の方の外出時の預かりなどで利用される方が多いようです。

　料金は1時間600円程度で、超過料金がかかります。預ける人も預かる人も事前に講習を受けないといけないそうです。Y先生のように、お子さんと同年齢のお子さんは預かりやすいでしょうし、子育てが終わった方にとっては、久しぶりにお子さんと一緒に過ごす時間は楽しいものになるでしょう。

　ファミリーサポート制度が始まって３１年。利用されている方には使いやすい制度だと思いますが、あまり認知されていないようにも感じます。上手に利用して、子育ての負担感の軽減や、お子さんの社会性の発達に繋がるといいですね。