新年度３日目

　新年度３日目。未満児クラスはお子さんだけで２時間、以上児クラスは給食を食べて帰る子や夕方までいる子もいました。未満児クラスから時々泣き声が聞こえるものの、昨日と同様静かな泣き声でした。

　保育室を覗くと、クッション型のトランポリン、トンネルなどが置いてあって、泣いている子の視線もそちらに向けられ、時々泣くのを忘れてお友達が楽しそうに遊んでいるのを見ていました。だんだん、ここ（りんごの花保育園）が怖いところではなく、面白そうなところだと思ってくれているようです。子どもたちは遊ぶのと、友達が大好きですからね。

　以上児クラスでは、保護者の方が給食を食べれるか心配されていたAちゃんが、楽しそうにおいしそうに食べていました。５歳児なので、すでにできている友達関係の中に入りにくいんじゃないかと思っていたのですが、周りの子どもたちがAちゃんと仲良くなりたいようで、いろいろ話しかけていました。私たち大人が教えるよりも、同じ年齢くらいの友達から教えてもらった方が嬉しいようです。子どもたちの力を借りながら、新しい子どもたちがりんごの花保育園で楽しく過ごしてくれるようにしたいと思います。

　新年度になり、各クラスには新しい玩具が増えました。りんご組では、バランスストーンのデコボコストーンが大人気です。廊下に平均台のように並べて、次から次へと歩いていました。私の姿を見つけた４歳児のKくんに、「園長先生、これ１０個買って！」と言われました。確かにもっと長く繋がると楽しいだろうなと思いましたが、１０個は買えないので、近いうちにもう一つ購入しようかなと思います。

　先生たちは毎日子どもたちの姿をしっかり見ているので、子どもたちが夢中になる玩具を選ぶのがとても上手です。たまにあれ？と思うほど遊んでくれない玩具もありますが、ほとんどは大当たりです。りんご組に、顕微鏡を購入してほしいと言われて購入したので、それをどう使うのかも楽しみです。

　４月最初とは思えないほど、静かですが、これからが本番です。一人一人の子どもたちが、安心して自分らしく過ごせるように、環境を整え、好きなことをして大丈夫！というメッセージを伝えていきたいと思います。