選ばれる保育園に

　2024年の日本の合計特殊出生率は1.15・・・予想以上に速いスピードで少子化が進んでいます。人口を保持するための出生率は2.08と言われていますが，どんどんその差は開いています。

　保育園も定員の空きが増えて、運営に支障が出たり、閉園する園も出ています。「保育園落ちた、日本死ね」の強烈なワードを口火に待機児童問題が噴出し、とにかく保育園を増やすことが史上命令だったのはほんの9年前のことです。

　世の中のバッシングを受けて国は保育園の設立を強力に推し進めました。その結果、補助金目的で設立された保育園も相当数に上ると思います。当時は仕方なかったのかもしれませんが、需要と供給のバランスを本気で考えてくれた人はいなかったので、こういう現状になっています。　

　これはまだ入り口なので、さらに保育園は生き残りをかけて必死にならなくてはいけない時代に入ります。苦しいですが頑張らなくては！

　りんごの花保育園は、保育所保育指針に則って、子どもの主体性を尊重し、一人ひとりのお子さんを大切にする保育を極めていきたいと思います。