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3月末それぞれの日々

 それぞれの子ども達が進級して、みんな新しいクラスで生き生きとしています。進級すると、お兄さん、お姉さんになりますね。特に新しいりんご1組(3歳児)の子ども達が大きくなったように感じます。先週から制服を着始めた子どもたちはさらに大きく見えます。


 初めは同じ年齢の子ども同士集まって遊んだり、行動していた(心細かったのでしょうね)のですが、最近は年上の子ども達と一緒に遊んだり、絵本を読んでもらったり、手伝ってもらったりすることが増えました。年上の子ども達も進級して来た小さい子ども達に積極的に関わってくれます。現在、2歳児から5歳児まで43名がりんご組保育室で過ごしているので、2階はとても賑やかです。


 午前中、新入園児の子ども達に、お祝いの歌と言葉をビデオ撮影しました。練習はほとんどしなかったのに、ビデオ撮影は1回でOKでした。のびのびとお友達と手をつないで歌う子どもたちが仲良しで、見ていてほのぼのとした気持ちになりました。


 そんな中、新りんご1組のMちゃんが担任のK先生に抱っこされてずっと泣いていました。泣いている理由がわからなかったのですが、時間が迫っていたので、ビデオ撮影を続けました。終わった後「なんでMちゃんは泣いているの?」「制服が着たいってずっと泣いているんです」と言う返事。慌てて見本の制服を持って行きました。制服を渡すと、表情がガラリと変わって、ニコニコしながら着替えていました。

 仲良しのお友達が制服を着ているのが羨ましかったようです。そんなことが気になるMちゃんの心に早く気づけばよかったです。


 りんご1組になって、制服だけでなく、水筒を持って来るのもとても嬉しいようです。毎日「ほら~」と笑顔で水筒を見せてくれます。その後・・・「ちょっとお茶飲もうかな」とお茶会が始まります。毎年のことですが、こんなことが嬉しくてたまらない子どもたちは本当にかわいいです。


 午後から卒園児は、少し遠い公園まで散歩に行ったそうです。毎日よく歩き、体を動かしています。今の良い生活リズムを継続して、小学校入学の日を迎えてほしいと思います。あと1日。楽しもうね。 


 退勤するK先生が「園長先生、聞いてください。今日、Mちゃんがお昼寝が終わって起こしたら、すぐ起きてくれて、トイレに行って、自分でおやつの机に座ったんですよ」と、ホントに嬉しそうに話してくれました。「今日、一番嬉しかったことです」と言うK先生の話を聞きながら、K先生は子どもの気持ちがわかる素敵な先生になってくれるんだろうなと思いました。3月末、それぞれの成長を感じる嬉しい一日になりました。


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