top of page

甘く見てはいけない

 屋上園庭で2回目の体育教室がありました。先週初めて1階の園庭で行った体育教室では、話を聞いている子は2、3人ほどで、みんな好きなところに散らばっているような状態で、大丈夫かな?と心配しましたが、今日は、お話をしっかり聞いて、楽しそうに体を動かしていました。

 人数が少ないので、まず3・4・5歳児が一緒に体を動かし、30分経ったら、3歳児は終わり、4・5歳児だけで再度活動がスタートします。3歳児は、上のクラスのお友達と一緒にするのが楽しそうで、一生懸命お兄さん、お姉さんの姿を見ています。

3歳児が終わって、4・5歳児だけになると、「お兄さん、お姉さん」意識がグ~ンと出てくるようで、真剣な顔をして、少し難しいことにチャレンジしています。

 体育教室の先生が、「1階の園庭は、横の道を人や車が通ったり、赤ちゃんクラスの子ども達が気になって集中できないので、今度から、屋上園庭でしますね。」と話されていました。確かに、外からの刺激が少ない2階の方が集中できると思いますが、1週間前とは違う姿を見せてくれるのが子どもです。昨日できなかったことが今日できるようになります。

 新しい活動、環境になると、落ち着かなかったり、今までしていたことをしなくなることもありますが、その時は、じっと見守ることが大切じゃないかなと思います。環境の変化で落ち着かなくても、どっしり構えて見ていると、子どもがどんな気持ちでいるのか良く見えるようになり、その成長を楽しみに待てるようになります。子どもの成長を甘く見てはいけません。それはそれは目覚ましいものです。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page