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幼児教育

 大阪の孫はこの春から国立の幼稚園に通っています。国立であり、幼児教育無償化の恩恵もあるので、保育料は無料、その他にかかるお金は安価です。


 国立大学の幼児教育の研修機関でもあるので、その中で行われる保育は、子どもの発達に沿った最先端のものです。

 娘は、「幼児教育の研修のための幼稚園だから、子ども達はモルモットなんだよね〜。」と言いながら、毎日たくさん遊んで帰って来る孫の姿を見て、満足そうです。


 孫に、「幼稚園、楽しい?」と聞くと、「うん。お友達50人くらいできたよ。」と張り切って返事をしてくれます(1クラス15人なのですが)。「幼稚園でどんなことをしてるの?」と娘に尋ねると、「りんごの花保育園と同じようなことだよ。」という言葉が返って来ます。子ども達が遊びを広げるための環境がたくさん準備されていて、登園してから降園するまで、自分が好きな遊びを十分楽しんでいるそうです。本当にりんごの花保育園と同じです。幼児教育の最先端である国立幼稚園と同じ保育内容だと言われると、ホッとします。


 先日、保護者向けの研修会があったそうです。「年少の1学期はできるだけ子どもの人数分同じ玩具を準備するけれども、2学期になると、子ども同士のいざこざが起こることを意図して、だんだん玩具の数を減らしている。」という話を聞いて、感心したそうです。

 保育園でも、1・2歳児まではできるだけ子どもの人数分玩具を準備するようにしています。2歳も後半になると、順番や交代して使えるようになってほしいと思うので、玩具の数よりも種類を充実させるようにしています。

 幼稚園に入園する子は、きょうだいがいなければ、家庭の中で全部が自分のもので育って来たと思います。保育園であれ、幼稚園であれ、子どもは、初めての社会で今まで経験したことがない葛藤を味わうことになります。そして、それはこれから子ども達が生きていくために必要なことを学ぶ重要な葛藤です。


 一人一人のこれまでの生活を理解し、少しずつ社会のルールがわかってきて、人と関わることが楽しいと思えるような園生活が送れるようにしたいと思っているのは、やっぱり幼稚園も保育園も同じです。

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