メディアリテラシー
- 智子 大瀧

- 15 hours ago
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『子どもとメディア視聴』の研修を受けました。何度か受けているので、子どものメディア視聴が発達に及ぼす悪影響については理解しているつもりです。1999年に、アメリカの小児学会が、小児科医は2歳以下の子どもにはテレビを見せないように保護者に説明すべきであると提言して25年以上経ちますが、現在ではいつでも、どこでも見ることができるスマホやアイパッドが主流になっています。
小さい子どもにスマホやアイパッドを見せる目的は、泣いている子を泣き止ませる、見せていたら静かにしてくれるからなど、子育ての軽減のための使用が多いようです。長時間のメディア視聴が与える悪影響については、視力の低下、言葉の獲得・発達の遅れ、運動機能の低下などデータが証明しています。これに加え、人との関わりの低下が及ぼす影響はもっと大きいと思います。
子どもにメディア視聴をさせる年齢は低下していて、0歳児からの視聴が増えています。スマホがある生活で育ってきた保護者世代の人が子育てにスマホを手放せないだけでなく、子どもに与えてしまうのは当然の結果でしょう。
友達に初孫が生まれたので「よかったね、いろいろ手伝わなくちゃいけないよね?」と言うと、「今はね、困ったことがあったらすぐにスマホで検索するから、私の言うことはきかないんだよね・・・」と少し寂しそうに話していました。
子育てにも新しい知見が必要だと思いますが、経験知も大事です。スマホの情報がすべて正しいわけではありません。少し話が逸れてしまいましたが、生活すべてがスマホに関わっているので、子どもからスマホやアイパッドなどのメディア視聴を遠ざけるのは無理そうです。
保育園ではスマホやアイパッドを使わない園が多いので、それだけでも保育園に預けるメリットは大きいと思います。講師の先生が話されていたように、子どもの健全な発達には戸外で120分遊ぶことが必要という大きなハードルも保育園だったらクリアできます。
子どもをメディアから離すのは難しいですが、主体的に何を見るかを選択するためにメディアリテラシーの教育が重要だそうです。何を見てもいい、何を見ているのかわからないのは、とても危ないと思います。まずは、親子で一緒に見ながら、選択の価値観を共有してくださいね。






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