第5回運動会

　文句のつけようがないほど満点の天気の下、第5回運動会を行うことができました。天気がいいというのはこんなに気持ちがいいものなのですね。天気の神様に感謝です。

　9時に開始した運動会は、12時に終わりました。3時間、子どもたちは本当によくがんばりました。特に3歳児は、ちゃんとみんなと一緒に過ごすことができて驚きました。やっぱり3歳児としての力がしっかり育っているのですね。ホッとすると同時に、これからの成長が楽しみになりました。そして、日々丁寧に子どもたちに関わってくれている先生たちに感謝の気持ちを新たにしました。日々の保育は、子どもたちに伝わっています。

　日差しが強くて暑かったのですが、りんご２・3組（4・5歳児）の集中力にも驚かされました。一糸乱れずにというようには望んでいないのですが、その場に合わせて周りを見ながら自分で考えて行動できるようになっています。嬉しいです。5歳児が自覚をもって頑張る姿にこみ上げてくるものがありました。少し寂しいですが・・・。

　運動会の挨拶で、「運動会が終わって、子ども達に話す時に、『もっと・・・という言葉を使わないでください』」と保護者の方にお願いしました。精一杯頑張った子どもたちを、今日は心から認めて褒めてほしいと思っています。大人の尺度や期待はあると思いますが、『もっと』と言われると、頑張った子どもたちの心はしぼんでしまいます。たくさん褒めてもらえれば、自信をもつことができます。それをバネに、明日からまた頑張ろうという気持ちが出てきます。

　一人一人が輝いた運動会の後、保護者の方やおじいちゃん、おばあちゃんからたくさん声を掛けていただきました。お子さんやお孫さんの成長を心から喜んでくださったことが伝わってきました。それは、りんごの花保育園の保育を認めてくださったからだと思います。大人だって褒められるとこんなに嬉しくて、また明日から頑張ろうと思うのですから、子どもたちを褒めて認めることがどれだけ大事なことか・・・ありがとうございます。たくさんの方の支えがあるからこそ、また新しい一歩を踏み出せます。