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好き嫌い

久しぶりに、はな組(2歳児)の食事を見に行きました。入園して5ヶ月経って、食事の流れがわかり、落ち着いて食べていました。

 食事の食べ方は・・・スプーンを下から持って食べる子が増えて、こぼす量も少なくなりました。「エプロンはもういらないね」と言おうと思ったら、スプーンを見ずに、次から次に口に頬張り、トレーや床にたくさんこぼしている子もいます。食事は量・食べ方等個人差が大きいですね。

 食事は空腹を満たすだけでなく、大切なコミュニケーションツールでもあります。一生涯ついて廻ります。誰かと一緒に食事をする時に、優雅にカッコよく食べられるといいですね。その元は乳幼児期にあるので、園でもしっかり見守りと声かけをしていきたいと思います。

 1歳の後半から3歳にかけて、好き嫌いがはっきり出てきます。どんなに小さく刻んでも野菜を見つけ出し、頑固に口に入れようとしない時期です。お家でも頭を悩まされているのではないでしょうか。

 急に嫌いなものを食べられるようにはなりませんが、食べなくても食卓に並べ、大人が、「おいしい!」と言いながらおいしそうに食べる姿を見せると、そのうち食べてみようかなと思ってくれる時が来ます。焦らず、あきらめず・・・。

 赤ちゃんは、母乳の甘い味を好みます。人間の本能で、毒や腐敗したものを避けるために苦いもの、酸味が強いものは、敬遠します。母乳よりも甘いものを食べさせると、他の味を受け付けにくくなるので、注意が必要です。

 食欲の秋がやってきます。子ども達の「おいしい!」「おかわり!」という声がたくさん聞けますように。

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