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3月へ

 新年が始まって1週間。七草がゆで暴飲暴食を重ねた体を休める日になりました。日本のことしかわかりませんが、時折々の行事はいいですね。季節や自然の移り変わりを感じたり、気持ちを引き締めたり、自分の身体を労わったりするきっかけになります。


 明後日は成人式。目の前にいる子どもたちも、あっという間にその日を迎えるのでしょう。たった20年で子どもは大人になります。一日一日が子どもを大人にしていくと思うと、その日々の経験をより楽しいもの、尊いものにしてあげたいと思います。


 今年初めての土曜保育の日でした。子どもたちも3分の1しか登園していませんが、土曜日は小さい子から大きい子まで一緒に過ごす時間が長いので、いつもとは違う楽しさがあるようです。園庭では一輪車を練習する子もいました。園庭が狭くてのびのび練習できないので、一輪車も土曜日や人数が少なくなる17時以降の楽しみのようです。


 1週間(10日)ぶりに会う子どもたちは、一回り大きくなったように見えました。給食も、みんな自分でよく食べていました。0歳児も1歳児もです。保育園の子どもたちは、周りの子どもたちをお手本にするので、できるようになることが早いですね。実験でも証明されていますが、家庭で一人で育っている赤ちゃんが、赤ちゃん集団の中に入ると急にハイハイをしたり、立ち上がったりするそうです。言葉の発達にしてもそうです。子ども同士の影響は大きいですね。


 園生活が安定し、子ども同士の関係が豊かになった3月までは、さらに子どもたちが大きく成長します。園内のことや生活の流れをしっかり把握しているりんご3組(5歳児)の子どもたちがいる間に、2組(4歳児)に少しずつ3組の子どもたちが担っていた役割を引き継いでいきます。引き継いでもらう5歳児も引き継ぐ4歳児も、誇らしそうです。それぞれに次のステップを意識をして、自分への自信を高めていく大事な時期です。さあ、濃厚な最後の時間を楽しみましょう。

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