- Dec 30, 2021
また来年も
今年も残すところあと1日になりました。年を取るごとに1年が過ぎるのが早くなるような気がします。今年は、娘に2番目の子どもが生まれたのがとても嬉しい出来事でした。娘の夫が単身赴任中で、年中児の孫娘と2人で大阪で暮らしていたので、出産のときはどうしようととても悩んでいました。私も仕事があるので、大阪に行くことができなかったからです。でも、娘が里帰り出産し、その前後には、りんごの花保育園で一時保育をしてもらって、本当に助かりました。 新しい年が明けると、娘と孫2人は大阪に戻ります。りんごの花保育園に通えるのもあと2日です。毎日孫の口からりんごの花保育園の先生やお友達の名前が出るので、短い間でしたが、楽しく過ごせたことがわかります。 りんごの花保育園に行った日は、いつも様々な材料を使って製作したものを持って帰って来ます。たくさんの体操や歌も覚えてきます。なわとびやあやとりも上手になりました。お手紙もたくさん書いているようです。預ける立場になって、子ども達が毎日楽しく園で過ごせていることを改めて感じ、先生たちに感謝の気持ちが湧いてきます。 一時保育・・・今
- Dec 29, 2021
闇
昨日、テレビの報道番組で『トー横キッズ』のことを知りました。東京歌舞伎町の東宝ビルの一角に、SNSなどで集まった居場所がない少年少女たちのことをそう呼ぶそうです。少女たちは全身黒ずくめの服装と、泣きはらしたような赤い目元や血色感の無い肌で、病弱で心が病んでいることを主張しているそうです。そんな若い人たちが集まっている場所が東京の中心にあるという報道は衝撃的でした。 日本社会の一番弱い部分を思い知らされたような気がしました。親に愛された経験がない、ずっと虐待されて育ってきた、居場所がない・・・そんな若者の最後の砦が『トー横』なのかもしれません。日本社会は成熟しつつあると思っていたのですが、そんなことはないのですね。一番弱く暗い部分を見てしまったようで、どうしようもない無力感に襲われています。 自分がどんなに狭い世界で生きているのかということを思い知らされます。その中で一生懸命子どものこととか子育てのこととか考えているような気持ちになっていたのですが、役に立ってはいないように思えてしまいます。 以前、リストカットを繰り返すお母さんや子どもを叩くことを
- Dec 28, 2021
年末に思うこと
今年最後の登園日となりました。2階保育室では、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達が魚屋さんを開きたいと、タコ、ヒラメ、イカ、マグロの刺身?を紙コップや紙で作っていました。お客さんのためにと小さなお金をたくさん作った5歳児のAくんとHちゃんが、「このお金、1億円ぐらいあるんじゃない?」と言っていましたが、億の単位が出てくるのが年長児らしくて笑ってしまいました。 1月第3週の保育参観週間の時に、保護者の方にお客さんになってほしいと計画中のようです。保育参観週間では、月曜日から木曜日まで都合の良い日時に保育園に来て頂いて子ども達の姿を見てもらう予定です。未満児クラスは、保護者の方と一緒に散歩に行く計画もあるようです。 この時期は、子ども達がとても落ち着いて生活や遊びを楽しんでいるので、保護者の方にはぜひ見に来て頂きたいと思っています。コロナウイルス感染症が広がりませんように。 今日のはなぐみ(1・2歳児)は、登園している子ども達が少なかったので、いつもよりお部屋が静かでした。子ども達の保育の傍ら先生達が窓ガラスを磨いたり、エアコンや換気扇を綺麗にして

- Dec 27, 2021
寒さに負けない
朝から寒かったですね。冷蔵庫にスッポリ入ってしまったような冷たさでした。そんな中でも、やっぱりりんごの花保育園の子どもたちは外遊びが大好きです。冷たい風の中、友達と笑い合って鬼ごっこをしたり、砂場でダムを作ったりしていました。 寒さに備えてたくさん着込んできた私と違って、ジャンパーを着ていない子もいました。半袖の子までいてびっくりです。でも、やっぱり薄着の子や寒くても外で遊ぶ子は強いです。風邪を引きません。熱を出すこともありません。大人が自分の感覚で、「寒いでしょう、ジャンパーを着なさい。」と言う言葉は、自分で判断できる年齢の子どもにとっては不必要なのかもしれません。 夕方はさらに寒くなり・・・。トントンと扉をノックする音に気づいてドアを開けると、ジャンパーを着ていない子どもたちが、「園長先生見て、大縄で5人並んで跳べるよ!」と、寒さの中、息を合わせて、跳んで見せてくれました。4回跳べたのですが、その前は10回跳べたそうです。大縄で友達と一緒に跳ぶのは難しいですよね。でも、友達と一緒にしたいという思いがあり、跳べて嬉しかったという経験をすると、自
- Dec 26, 2021
運動が好きな子に
先日、スポーツ庁から令和3年度子どもの運動能力の調査結果が出されました。令和2年度はコロナ禍のために調査結果の公表が控えられましたが、令和元年度に比べて、小・中の子どもの運動能力が低下していることが明らかになりました。 原因としては、コロナ禍で運動時間が減少したこと、テレビ・ビデオ・ゲーム・携帯電話等の時間が増えたこと、肥満の児童が増えたことが考えられるそうです。コロナウイルスの感染拡大は、子ども達の成長発達に大きな悪影響を与えているのですね。予想していたこととはいえ、本当に取り返しが難しい事態が起こっています。 特に男児の体力低下が顕著だそうです。体育の授業以外で運動する時間が短い、テレビ、ビデオ、携帯などのスクリーンタイムが長い、肥満傾向にある児童ほど体力合計点の点数が低いそうです。でも、この2年間のコロナの感染状況を見ると仕方がないと思えることもありますね。これからどう補っていくかが重要になってくると思います。 スポーツ庁では、運動やスポーツをすることが好きな子どもたちの育成を目指した体育授業の工夫・改善等の取組を一層推進するとともに、幼児