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寿命

 昨日は、新年度最初の授業でした。久しぶりの学生課にいつものお顔が見えません。常に朝早くから出勤されているのに、珍しいなと思っていたところ、別の女性の課長さんから、4日前に亡くられたことを聞いて大きなショックを受けました。

 非常勤講師を勤めて15年になりますが、最初の年からいつも温かく見守ってくださっていました。あまりお話ししたことはないのですが、年度が変わる時にはいつも辞令を手渡ししてくださって、「今年度もよろしくお願いします。」と丁寧に頭を下げられ、真面目で温かいお人柄が伝わってきました。

 「仕事大好き人間で、検査で引っかかってもなかなか病院に行かなくて、行った時にはもう手遅れだったんです。そんな状態でも出勤して来て・・・」という女性の課長さんの言葉を聞いて、最近、身内を同じような状況で亡くしたばかりなので、本当に残念で悲しいです。

 定年の年齢が引き上げられ、長く働けるようになったのはいいことなのでしょうが、こんなふうに定年近い人達が亡くなっていくのをみると、人間の身体はどこまで仕事やストレスに耐えられるのかと思います。

 病気の原因はわからないことが多いですが、これまでの60歳で定年というのは人間の身体の道理に合っているのかなと思ったりもします。人間の寿命はどんな風に定められているのでしょうか?


 年度末、年度始めと忙しく、保育園を出るのが20時を過ぎる日が続いていて、しんどいなと思うことがあります(世の中にはもっと長時間勤務をしている方がたくさんいらっしゃるのに弱音を吐いてすみません)。

 忙しさのせいにせず、たまには自分の身体の声を聞かなくてはいけない歳になったということでしょうね。

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