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行事

 昨日のブログを見て、娘が「なるほどね~」とうなずき、「もしかしたら、前の(孫が通っていた)保育園はいい保育園だったかもしれない」と言っていました。今は教育大学の付属幼稚園ですが、3歳までは近くの保育園に通っていました。


 以前通っていた保育園の0歳から2歳の未満児クラスでは運動会や発表会がありませんでした。当時は、「なんにもないからつまらない・・・」と娘は言っていて、私も「成長した姿を見せてくれたらいいのにね」と同意していたのですが、行事の時、未満児の子どもたちの中には保護者の方と離れてずっと泣いている子もいます。未満児クラスに行事は必要でしょうか?


 もちろん運動会や発表会は目標を持って実施していますが、まだ理解できない年齢の子どもたちにとってその行事や練習に意味があるのか、考えさせられました。コロナがきっかけで、保育園や幼稚園の行事は大きく変わろうとしていますが、子どもの視点に立って考える機会にしなくてはと思います。他の保育園の園長先生たちのお話を聞くと、行事の内容や時間、開催方法なと、様々な工夫をして見直されているようです。


 孫が通っている幼稚園は、子ども主体の保育・教育が徹底しています。運動会も生活発表会も1週間前にしか練習を始めないそうです。その前に子どもたちがプログラムを一通りやってみて、自分がしたいことをするので、そんなに立派にできるわけではないらしいのですが、子どもたちが生き生きと取り組んでいることは伝わってくるようです。それで充分なのでは?


 それぞれの保育園・幼稚園で大事にしていること(理念)を園全体で共有し、それが行事に繋がることや、子どもの視点に立って考えることの大切さを改めて感じています。りんごの花保育園が一番大切にしているのは、『子どもの主体性を尊重し、自分で考えて行動しようとする子どもを育てる』ことです。ブレないように、滞らないように、常に私自身も考えていきたいと思います。


 


 

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