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食事

かなり久しぶりに、赤ちゃんたちに離乳食を食べさせました。時々顔を見上げながら、つぶらな瞳で「大丈夫かな~」というような表情で私の顔を見ながら食べてくれました。マスクをしているので、目がしっかり笑っているように見えることを意識して、「おいしいね~。」と言いながら小さなスプーンを口元に持って行くと、口を開けてパクっと食べてくれました。嬉しいです。


スプーンを口元に持って行くと、食べたいときはちゃんと口を開けて自分から進んで食べてくれます。嫌いな匂いや感触がすると、絶対に口を開けてはくれません。人間の赤ちゃんは本当に用心深いです。


 赤ちゃんは辛い味が苦手で、ほんのり甘い味が大好きです。母乳もミルクもほんのり甘いですからね。母乳にはお母さんが食べた食物が影響するので、一人一人、日によっても味が変わるのはご存じでしょうか?おいしい母乳を出すためには、お母さんが栄養バランスが取れた食事をすることが大事ですね。


 離乳食は月齢によって変化し、だんだん幼児食に近づいていくのですが、月齢よりも一人一人の体つきや食欲、経験によって違うように思います。食べる意欲がある赤ちゃんは、進んでいろいろな食材を食べようとするので、食べるのが上手で、離乳食も早く進みます。反対にあまり食べる意欲がない赤ちゃんは、なかなか離乳食が進みません。


 子育ては、食事の悩みが尽きませんね。おうちで食べさせていると、量や食事のペース、食べさせ方など、比べる子がいないので、これでいいのかな?と思うことがよくあると思います。食べない子は、病気に罹りやすく、治るのに時間がかかるので、いろいろな食材を食べてほしいですね。


 あまり食べ過ぎるのも心配です。欲しがるままにあげていると、よく噛まないこともあるので満腹感が得られず、肥満傾向になることもあります。食べすぎ、食べない、偏食・・・これからますます食事で悩むことがあると思いますが、同年齢の子ども達と一緒に食べてみると、参考になるのではないでしょうか。


 りんごの花保育園では、コロナウイルス感染症の感染が落ち着いたら、おうちで子育てをしている方を対象に、園内で給食を食べてもらう企画を考えています。詳細が決まりましたら、ブログでもお知らせしますので、ぜひ参加してくださいね。

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