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不登校

 嘱託医の先生に健康診断をしていただきました。嘱託医の先生は、子ども達が安心できるように、白衣ではなくアンパンマンのイラストがついた服を着用されていたのですが、小さい子ども達は、聴診器を見て怖がり、アンパンマンにも気づかないようでした。


 入園して3日目の未満児は、もちろん大泣きしながら受診しました。以上児は泣かないものの、舌圧子で口の奥を見られるのをとても怖がっていました。嘱託医の先生は、とても優しいのですが、それを感じる余裕もない子ども達でした。大きな病気が見つかることもなく、無事終わってホッとしました。


 嘱託医の先生がお話されていたのですが、不登校の子どもたちが急増しているので、厚生労働省から医師会に対策を考えてほしいという依頼があっているそうです。文部科学省の調査によると、通常の学級にいる子どもたちの中で発達障害のある子どもたちの割合は8.8%というデータがありますが、その中で不登校になる子も多いようです。


 どうすれば、学校に通い続けられるのでしょう?発達障害の中で一番多いのは自閉症スペクトラム(ASD)ですが、限局性学習障害(SLD)や注意欠如多動性障害(ADHD)の中にも、ASDの特性を持っているお子さんがいます。


 ASDのお子さんは、人の気持ちに気づきにくいので、友達関係がうまくいかないことがあるようです。人の気持ちに気づきにくい反面、とても傷つきやすいところがあり、他の人から理解されずに疎外感を感じてしまうのではないでしょうか?そうなると、学校に行くのが辛くなりますね。乳幼児期から、適切な支援を受けることがとても大事だと思います。そんなことを日々感じているので、児童発達支援事業をぜひ立ち上げたいと思っています。



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