卒園式
- 智子 大瀧

- Mar 22
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春らしい陽気の下、第7回卒園式が無事終わりました。暖かい春の陽気は神様からのプレゼントのように感じました。いつもと違う雰囲気の中、卒園児の子ども達は、とても緊張していました。あんなにたくさんの人たちの前で、たった一人で卒園証書を受け取るなんて、子ども達にとっては初めての経験でドキドキだったと思います。
一人一人の子ども達に卒園証書を渡す時、小さい頃のことを思い出しました。子ども達は、私の思いに気づいたように、キラキラ光る眼でまっすぐに見て、卒園証書を受け取ってくれました。いろいろあったよね~。あの時は大変だったよね~。こんなに晴れやかな場なのに、苦しかったことや悲しかったことが思い出されました。そんな場を一緒に乗り越えてきたので、その成長がなおさら嬉しく思えました。
卒園式でもお話ししましたが、今まで当たり前と思って実行してきた「〇〇すべき」は正しいことなのかを考えさせられた子ども達でした。大人の思い通りに行動してくれなくて、どうすればいいのか悩みました。「先生たちは〇〇すべきって言うけど、そうなの?」と子ども達の行動が問いかけているような気がした日々を思い出します。
堂々とした姿で目の前にいる子ども達を見て、悩んだ日々が無駄ではなかったと思えました。小学校に行ったら、すぐに保育園のことを忘れて、新しい場所で自分の世界を広げていくのでしょう。安心しました。
子ども達からのお花と言葉のプレゼントに、お母さんたちは涙・涙・・・。でも、子ども達を見ると、男の子も女の子も泣いていました。心も豊かに育っています。子ども達はご家族の方に愛され、大事にされて育っていることを改めて感じました。そんな大事なお子さんをりんごの花保育園に預けてくださってありがとうございました。こんなに温かい気持ちにさせてくれた子ども達と保護者の方に心から感謝します。






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