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富士山へ

 先日、りんご組担任のM先生が富士山登頂を目指し、今回も無事制覇したそうです。去年も富士山を制覇し、また今度も!そのチャレンジ精神には驚かされます。散歩さえしない私は、ただただ感心して話を聞くだけです。


 「どうして山に登るのか?」と尋ねたら「そこに山があるからだ」と答えた著名な登山家の方がいましたが、同じことを5歳児のYくんに尋ねられたそうです。「どうしてM先生は富士山に登ろうと思ったの?」子どもからそんな質問を受けたのは初めてだったので、山から見た景色の美しさや雲の様子などを伝えながら、もっとわかりやすく伝えたいと思ったようです。


 今朝、登山の服を着て、登山のための道具を装着して出勤したM先生は、りんご組の子ども達に、富士山の動画を見せながら、話をしてくれました。昨日「聞いてくれる子だけでいいんです」とM先生は言っていたのですが、全員お話を聞いたそうです。


 私は残念ながら授業で聞くことができなかったのですが、私の代わりにプロジェクターを操作してくれた娘がその話を聞いて「富士山に登りたくなった」と言っていました。


 感性が育つ時期に、経験者の話を聞いたり、映像を見たりすると、心が動きますね。富士山が急に身近に感じられたことでしょう。「登りたい!」と思った子が何人もいたはずです。りんご3組(5歳児)の子どもたちは、みんなそう思ったらしくて、将来(いつになるでしょう?)富士山の頂上で待ち合わせをすることにしたそうです。


 夢のようなお話ですが、そんなことを考えたり、想像したり、憧れながら大きくなるのもいいですね。私はその夢に参加することは叶いませんが、自分なりの山を目指して一歩一歩進んでいきたいと思います。

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