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心の育ち

朝、重たい荷物を両手に抱えてりんごの花保育園の駐車場に行くと、お母さんと手を繋いだ4歳児のMちゃんに出会いました。私の荷物を見た瞬間、Mちゃんが、「持ってあげようか?」小さな体で、大きな廃材の紙袋を抱えたMちゃんの優しい一言にほっこり。

 Mちゃんは、日頃から困っている子を見かけると、すぐに声をかけて、手伝ってくれます。今は、新入園児の子ども達のことをとても気にかけ、手助けしてくれる心優しく、心強い存在です。

 3月末に卒園した5歳児のAくんのことが大好きで、一緒にごはんを食べたり、遊んだりしていました。卒園間際、室見川でお花見をした時、最後まで二人で並んで座って幸せそうにお菓子を食べていた姿が心に残っています。

 Aくんが卒園した後、「Aくん、大丈夫かなー。心配。」と呟いた一言にもほっこりさせられました。

 人の感情は、3歳までに育つと言われています。困っている人を見かけたら声をかけずにはいられない、転んでいる人を見かけたら思わず手を差し出す心が育っていれば、現在のような悲惨な戦争や 恥ずべきいじめはなくなるのに・・・と思わずにはいられません。

 何かの能力を伸ばすことは後になってもできます。乳幼児期には、自分が愛されていることを感じ、人を大切にする心を育てることが何よりも大切なのではないでしょうか?


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