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秋の遠足

 子どもたちが心待ちにしていたバス遠足の朝。窓を開けるとまさかの雨です。昨日はずっと天気予報とにらめっこをしていて、どうにか大丈夫と思っていたので、大ショックです。


 朝のテレビの天気予報では、「傘を持っていたほうがいいでしょう」という親切なアナウンス…今日はその言葉を素直に受け入れられません。どうしよう?また天気に泣かされると思いながら傘を持って出勤しました。


 5歳児のSちゃんは、朝雨が降っているのを見て、「雨のバカぁ~!」と大声で叫んだそうです。私も一緒に言いたかったです。でも、雨雲レーダーを見たら、遠足の場所に雨雲がかかる時間帯がなかったので、『大野城いこいの森中央公園』に行くことを決断しました。


 前々日の下見で、遊具が見えない場所でお弁当を食べた方が落ち着いて食べられると思ったので、遊具が見えない芝生でお弁当を食べました。おうちの方が作ってくださった工夫がいっぱいのお弁当を嬉しそうに見せてくれました。Yくんはお父さんが作られたキャラ弁でした。Yくんいわく、オバケがいる時間にお父さんが作ってくれたそうです。


 おいしくお弁当を食べた後は、ローラー滑り台、フワフワドーム、アスレチックで2時間近く遊びました。急斜面に作られたローラー滑り台はとても長くて、私も子どもたちの遊びを見守るために滑ったのですが、全然滑らず止まってばかりだったので、10回ぐらい滑ったことを後悔しました。


 子どもたちは…と言うと、颯爽と滑り降りてきて、急斜面のアスレチックを何度も登っていきました。子どもたちのパワーはすごいです。遊んでいるときは疲れを感じないのですね。雨に降られることもなく、寒くも暑くもなく、十分遊んで満足して、貸し切りバスに乗って帰ってきました。


 貸し切りバスの運転手さんが、「行きは、ルートの1つ前で曲がったんです。新幹線の基地があるのを思い出して、子どもたちに新幹線を見せてあげたいと思って。」と言われました。バスの中で新幹線を見た子どもたちは大騒ぎしたようです。


 とても丁寧な運転手さんで、気持ちよく受け答えしてくださり、子どもたちにもたくさん話しかけてくださいました。どこに行っても、どんな場所でも、そこにいる人で感じることは全く違いますね。企業は人なり・・・保育園もそうだと改めて思いました。


 保護者の皆様、お仕事で忙しい思いををされているのに、気持ちよくお弁当を作ってくださってありがとうございました。おかげさまで、思い出いっぱいの楽しい一日を過ごすことができました。

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