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運動能力

 毎週月曜日は体育教室です。講師のT先生に3・4・5歳児はそれぞれ30分、レッスンを受けています。春は跳び箱、マット、鉄棒、夏はプール指導、秋は運動会を目指して組体操、冬は縄跳びにボール遊び・・・様々な運動に触れる機会があります。


 りんごの花保育園の園庭は狭いので、運動能力が心配だったのですが、全然心配しなくても大丈夫でした。遊びはすごいですね。毎日何時間も外で遊んでいるので、運動能力が楽しく鍛えられています。狭い園庭だからこそ、子どもたちは友達の動きを予測し、小さな子どもたちに配慮しながら上手に走り、力やスピードを調節しています。全速力で走ることはできませんが、狭いところをバランスを取りながら走ったり、急カーブを回ったりしています。こんなにたくさんの子どもたちが毎日一緒に全力で遊んでいるのに、ほとんど怪我をすることもありません。すごいです。


 最近、一輪車を購入して、4歳児・5歳児の女の子たちが練習しています。なぜ女の子の方が一輪車に興味をもつのかわからないのですが、前の園でも乗れるようになるのはほとんど女の子でした。フェンス伝いにバランスを取りながら乗っていますが、ずいぶん乗る感覚がわかってきたようです。3月までに誰か乗れるようになってくれるといいなと思います。


 体育教室で人気があるのは、T先生のゲームです。オーバーアクションで鬼役をしてくれるので、ゲームはとても盛り上がります。ゲームの前には、少し難しいことに挑戦しています。5歳児はブリッジをした後、その姿勢で片足を上げ、その次はブリッジの姿勢のまま移動することに挑戦していました。見ている方がドキドキしますが、T先生の上手な誘い言葉に乗せられて、意欲満々で取り組んでいました。


 立派なサーキットや広い園庭がなくても、おもいきり体を動かして遊べば運動能力が高くなることを実感しました。やっぱり遊びはすごいです。

 

 今日は、5歳児のYくんに、「僕たちが卒園するとき、先生たちみんな泣くんやろ。だいじょうぶ、またすぐに遊びに来るから」と言われました。子どもたちの心は次のステップに向いているのですね。そんな言葉が嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。時の流れはあっという間です。この一瞬一瞬を大切にしなくては。

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